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jFD開発したりしなかったり日誌

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2005-07-10

_ みんな大好き

ああもう大好きですよ塊魂。

止まらんですよ、もう。

親指磨り減って痛いんで、とりあえず少し控えます。

やっぱり音楽は前より悪くなってると思う。

水準以上だが、前作は良すぎた。

ゲームの内容的には前作より悪くなった部分は無いと思う。

当分親指の痛い日々が続きそうだ。

_ あと、

DISCO☆PRINCEは微妙にRAM RIDERっぽいと思った。

_ ボクシング

会長がテレビに出るというので、テレビの前に正座して観賞してみた。

スポーツニュース番組だったが、僕は一般的なスポーツに

ほとんど興味がなく、だりぃだりぃ言いながら野球だののニュースを

眺めてたら始まった。

現在の人気低迷著しいボクシング界を復興し、どうやったら

K-1とかのように人気を盛り立てられるか、ボクシング界の偉い方々が

知恵を絞ってるのを取材しているのだが、あえて4ラウンド限定にし

スピーディな展開にしてKOを増やす、というのは良いと思った。

ただ、出場資格はイケメン、ターゲットは女性という

「イケメン興行」というのはちょっとどうなんでしょうか。

こう言っちゃ何だけど、いかにも男のアイディアだと思う。

で、会長5秒くらい出てた。

「あ、会長だ」

終了。

あっけな。

_ VisualClip

また変更。

試行錯誤は終わらない。

_ ライブ

H君のライブに行ってきた。

僕にVJをやってほしい、と言ってきたのだけど、頼む相手が

明らかに間違ってるので、DISCO MODULEでVJをしている

テッペイさんを紹介してあげることになっていた。

曙橋のライブハウスで、駅前は夜9時になると新宿から電車が3分とは

思えない寂れっぷりだった。

H君のライブは、個性もあるし技術もあるんだけど、

少しボリュームを調整したほうがいいんじゃないかと思った。

あのバンドでメインになるべきなのは、ボーカル、H君のピアノ、

バイオリンだと思う。

これらがメロディラインを作ってるからだ。

ところが、これがギターとベースにかき消されてしまい、

ジャガジャガした印象になってしまっている。

もうちょっと抑えれば全体がよく馴染むのに。

ライブが終わって、H君にテッペイさんを紹介して帰宅。


2006-07-10

_ 仕事

昨日のDANKETECH中、駆けつけビール一杯、ウイスキーを

グラスで2杯、うまい棒ジェンガによるテキーラ2杯(多分。怪しい)、

さらにその後VJ中にスミノフ2杯、おまけに終了後区ト間で

梅酒を2杯(多分抜けがあると思うが、覚えてない)も飲めば

そりゃちょっとは二日酔いも起こしますよ。

というわけで午前中は半分死にながら仕事してた。

忙しいから倒れる閑もない。

コンビニでウコンのドリンクを買ってきて飲んでみた。

多少利いたような気がするのでガリガリ仕事。

辛いなあ。

早くこんなプロジェクト終わりにしたいなあ。

夕方、急に体が酷く辛くなってきた。

肩周りの筋肉がまとめておやつサラミみたいになったような感触。

なんだこれは、と思いつつ、お社長K君に

「体辛いから少し休ませて」

と頼んで倉庫へ。

ヨガマットを敷いてバタンキューダウン。

しばらく倒れてから復活して、延々仕事。

10時にK君が帰るというので、僕も切り上げた。

一番面倒だった画面である程度目処がついたか。

とにかく早く片付けねば。

_ JET

諸般の事情でJETコンパイラのプロ版を試すことが出来た。

JETはJavaのネイティブコンパイラで、未だに実用的に使うには

心許ないgcjと異なり、昔から動いてる所だけ見せられれば

ネイティブ実行なのかJREを使っているのか見分けられないくらいの

高いJava互換性があった。

もちろんgcjみたいにAWT、Swingが使えないなんていう制限もなく

かなり強力なのだが、いかんせん高かった。

2グレードあり、スタンダード版は35000円と、それなりに納得できるが

これはネイティブコンパイルしてるくせにランタイムが必要という、

「意味ねえじゃん!」

な仕様だった。

で、プロフェッショナル版はそういう制限がない代わりに、高かった。

今でこそ購入後30日間サポート付きで132,300となっているが、

以前は20万円した。

ちょっと個人で手が出せるような物じゃないので諦めていたが、

今回それを使うことが出来たので、さっそくjFD2をネイティブコンパイル

してみることにした。

とりあえずインストール。

昔使ったバージョンでは、インストール時にJREのrt.jarを全部コンパイル

するという仕様だったが、あれは酷く時間がかかったので同じ目に遭うのを

覚悟していた。

しかし今のバージョンではそれは無くなったらしい。

インストールはすぐに終わってしまった。

続いてjFD2のコンパイルを行う。

コントロール画面を開き、クラスパスにjFD2に関連するjarファイルを

まとめてぶち込み、メインクラスを指定し、コンパイルボタンを押すだけだった。

至極簡単。

ただし、コンパイルには死ぬほど時間がかかった。

昔のバージョンでインストール時に行ってたことを、今やっているということだろうか。

このコンパイル結果ってキャッシュされるのだろうか。

ちょっと不安。

気がつけばjFD2はjarが全部で6メガを越えてしまったが、(自分で書いたのは

1メガだけだが)、それだけ全部コンパイルするのは確かにでかい作業なのだろう。

rt.jarの中身もコンパイルしてるのだろうし。

出来上がったexeを実行してみる。

動作は微妙に軽いような気がするが、何せ最近のPCってjFD2実行するくらいじゃ

ほとんどまったくボトルネックがないくらい早いんで、いまいちわかりづらい。

しばらく普段使っている通常版の代わりに使ってみたが、動作に違和感はなかった。

うーむ、これはいいかも。

さて、このバイナリ配布しちゃってもいいものだろうか。

関係者に確認してみるか。

_ 自動ソースコード生成が嫌いだ

自動コード生成は間違ってると思う。

プログラミング言語は、人間が読み書きし、コンピューターが読むためのもので、

コンピューターが書く物じゃない。

コンピューターが書くには、どの言語もほぼ例外なく、つまらないところが

大きな障害になる。

たとえばインデントを正しくすること。

自動生成された変数名の管理。

人間が書くのなら大した作業じゃないのだけれど、人間がプログラミング言語で

コンピューターに書かせるとものすごく面倒くさくなることが多すぎる。

で、同じ理由でSQLをコード中で生成するのも全く持って勘弁していただきたい。

しばらく前から、コード中にSQLを記述するときは、パラメータ数の増減に

耐えられるような書き方をしているので、StringBufferを切り貼りして

SQLを組み立てるようなことはやってなかったんだけど、それでは対応できないくらい

複雑なSQLが必要になり、仕方なくStringBuffer#append祭りをやっている。

うう、本当に面倒くさい。

よくやってることだと思うけれど、検索条件が一件目だったらWHEREを出力、

そうじゃなければANDを出力とか、すごく格好悪いと思う。

SQLって、中途半端に人間寄りの言語だと思う。

構造的には比較的単純なツリー構造で表せるのだから、いっそXMLで書ければいいのに。

XMLならコンピューターが書くのに便利な言語だし。


2007-07-10

_ 引越し

オフィスの引越しがあり、本社に戻った。

PC等は業者が持っていってくれるそうで、バラしてまとめたら送り作業は完了。

本社には15時に届くはずだったので時間を潰したが、来やしない。

結局届いたのは16時半だった。

しかも届いたのが別棟のビルで、えっちらおっちら新しいオフィスまで運んだ。

残ってた作業を仕上げて退社。

やれやれ。

_ 白魚トーフさんを見送る

カメラマンの白魚トーフさんが実家に帰るそうで、区ト間でお見送り飲みをした。

この人とはDANKETECHで知り合ったのだが、線の細いかわいらしいお嬢さんで、

見掛けに似合わずアグレッシブな写真を撮るので気になっていた。

久しぶりに会ったトーフさんは、半年会わなかった人の顔は綺麗に忘れるという

僕のどうしようもない脳みそのせいで最初誰だかわからず、

「太ったしスッピンだから気がつかなかったんだ」

という要らぬ誤解をさせてしまい申し訳ない。

今回の帰郷は色々と不本意なところもあるようだ。

写真についても悩んでいたが、実はまだ写真を始めて3年で、それでスカウト、受賞、個展、挫折まで

経験してるんだから凄い才能だと思う。

この子はまだまだ伸びしろがたくさん残っていると思う。

それを伸ばせる場所は実家じゃなくて東京だと思うが、今はエネルギーを溜める時間だと思って

実家でゆっくりして体を良くもらいたいと思う。

離れて初めて見えるものもあるだろうし。

10時過ぎくらいでトーフさんを見送り、僕はもうちょっと飲んで帰宅。


2008-07-10

_ カッパドキア二日目

昨日はご機嫌でビールを飲んでしまい、せっかくのホテル泊なのにシャワーも浴びずに

寝てしまった。

朝目をさまして、とりあえず部屋のシャワーを浴びようとしたが、なんか水が

暖まらないんですが。

まったくの冷水というわけでもないが、冷水とぬるま湯の間程度でまったく暖まらない。

さらに部屋自体が洞窟でひんやりしてるんで、シャワーを浴びて体を拭いたら

寒くて仕方なくて、暖まるまで布団に潜り込んでしまった。

暖まってからキッチンへ。

YさんとIさんに挨拶。

Iさんはツアーに参加するそうだ。

僕とYさんは別のツアーへ。

ツアーのバスが迎えにきたんで、バタバタと出発。

まず、ギョレメの野外ミュージアムへ連れて行かれた。

ここは昔、修道士が集まって共同生活をしながらキリスト教の勉強をしていたという谷だ。

カッパドキア特有の変わった造形の岩を彫って教会や修道士の部屋、食堂なんかが作られている。

最初に入った洞窟の中は教会で、天井に鮮やかなキリスト画が描かれていた。

この絵はかなりの大昔に描かれたそうだが、いまだに鮮やかな色合いをしている。

なんでも全て天然素材の色素を使っていて、黄色ならサフラン、青ならインディゴといった素材を

使ってるそうだ。

さらにそこに鳩の卵の白身を塗ることでコーティングしてるので、大昔の絵なのに未だに

奇麗な色を残してるそうだ。

なるほどなあ。

谷の向こう側では鳩の卵を取るために、壁面に棚のように小さな穴が無数にあけられていて、

そこが鳩の巣箱のようになっていた。

なるほど、賢い。

別の洞窟もまた教会なのだが、今度はえらく素人臭い壁画が描かれていてビックリした。

なんでも、さっきの洞窟はプロの絵描きに描いてもらった物だが、こっちは修道士自身が自分で

描いた物だそうで、かなり素人臭い。

「えーと、俺の田舎の教会どうだったっけ、たしかこんな感じだよなー。

ここに線引くとブロックっぽくね?」

みたいな感じだったんだろうか、と想像するとなんか微笑ましい。

日本人のツアーが居たんで、ちょいと着いていってガイドの話を聞いていた。

観察していて気がついたが、ほとんど50過ぎのおばさんで、それに付き合わされたと思しき

旦那さんがたまにいるくらいで若い子はまったくいなかった。

ふーむ。

今回、僕がトルコに来る事に決めたのは、今まで東欧に行った事が全く無かったのと、

妹が昔行って、とても良かったと誉めていたからなのだが、この国は一般的な日本人旅行者には

あんまり人気はなさそうだ。

逆に年配の方には人気なのかもしれない。

日本人旅行者どうしで気楽に仲良くなれるんで、僕なんかは居心地が良いのだが。

続いて、キノコ岩を見に移動。

キノコ岩は名前の通り、キノコのような形をした岩だ。

地層が、下から硬い岩、柔らかい岩、硬い岩の順番に積み重なっていて、

それが浸食されて柔らかい岩の方が多く浸食されて、その上に浸食が少ない硬い岩が傘のような

形で乗ってるので、キノコ型になっている。

不思議な眺めだ。

一つ、見てて強烈に不安になるキノコ岩があった。

見ててドキドキしちゃうくらい一番上の岩が頼りなく乗っていて、震度2くらいの地震で

かんたんに落っこちてきそうな気がしてならない。

あと100年後にあの岩が残っているかで賭けてみたい。

ここも昔の人たちが住んでいて、キノコ岩に穴を開けて部屋を作っていたのだが、

脳を疑うようなおっかない部屋だった。

部屋の入り口が3メートルくらいの高さにあり、まずはしごを上り、さらに岩に開けられた

穴に手足を突っ込んで上らないと入れない。

これに入ると6畳くらいの部屋があるのだが、奥にハシゴがあり、天井に開けられた穴に入れる。

この穴は2.5メートルくらいの深さで、左右に穴があいていて、そこに手足を突っ込んで

上らないといけない。

古代トルコ人の身体能力ってどんだけ?

頑張ってのぼったら、下からお姉ちゃんが上ってきたので、

「写真とっていい?」

と聞いたらOKされたんでムービーを撮らせてもらった。

しばらく休憩して戻ったが、下りはもっと怖い。

足下がはっきり見えないんで、大変に怖い。

なんか体重が減りそうだ。

地面に降りてほっとした。

出発するまでぼんやりしてたが、見てると犬が多い。

イスタンブールは猫が多かったが、こっちは犬が、日向でだらりと寝てる。

せめて日陰に行けば涼しいのに。

この国で犬をやるのは大変そうだ。

ツアーのスタッフのおじさんはバックギャモンをしていた。

「お前もやってみるか?

ルール知ってる?」

と言われたんだが、実はルールを知ってると言ったら驚かれた。

昔オヤジに習ったんだ、と言ったら感心された。

残念ながら移動時間になってしまい、勝負は出来なかった。

その後ランチへ。

今日のレストランはかなりよかった。

外身はあんまりシャレてないが、内装はとても奇麗で、ご飯もうまかった。

Yさんも感心していた。

ただし、あいかわらずデザートは甘過ぎ。

隣の席の韓国人のお兄ちゃんに「すっごい甘いよ、食べてみなよ」と言って

食べさせたら、これは甘過ぎと困ってた。

本当に甘い。

土産屋でトルコ名物の目玉のキーホルダー購入。

続いて陶芸の工房の見学へ。

トルコの陶芸はなかなか有名なんだそうだ。

職人が器用にろくろで壷を作るデモをしてくれた。

粘土のかたまりが奇麗な涙滴型の壷になってくのは見事だった。

続いてツアー参加者の白人のお姉ちゃんにやらせていたが、最初に粘土のかたまりを

両手で上下にこすって長細くしてるのを見て、

「なんだかやらしい光景な気がする」

と思いデジカメの動画機能で撮影した僕は心が汚れてるんだと思う。

ろくろの後は実際に作られた陶器の販売店に案内された。

かなり広い部屋なのだが、よく見たら壁、天井が岩だ。

これ洞窟なのか。

すごいな。

陶器は奇麗だった。

形も良いんだけど、もの凄く手の込んだ塗装が施されている。

すごい。

でも何にも買わずに退散。

ツアーも最後にさしかかり、カッパドキア全体を見回せる谷へ。

ここはすごく眺めが良い。

しばらく感心しながら遥か彼方へ広がる頭の狂ったようなデザインの岩と、

そこに施された人の手による部屋や足場の跡を眺めていた。

すごいなあ、こんな所でこんな風に住むなんて、としばらく感心してたんだが、

なんかいつまで経っても出発しないのはなぜ?

Yさんと「どうしたんですかね?」と不思議がっていた。

ガイドさんも見当たらないし、いったいどうしたのか。

香港人の3人家族が居たのだが、土産物屋でかなりアレな感じのワンピースを

娘用に勧められていた。

黄色い生地に、ヒエログリフが書き込まれてるというちょっとどうかと思うデザインだった。

そもそもデザインがアレだけど、ここトルコでしょ?

ヒエログリフってエジプトじゃないのか?

しかも、どうやらこの服買っちゃったっぽい。

うーん・・・

かなり経ってからガイドさんと運転手が戻ってきて出発。

不思議な岩場に連れて行かれ、写真をパラパラ撮ってからホテルに戻された。

なんだかんだ言って楽しんだ。

よかったよ、ほんと。

_ 僕は今夜の高速バスでエフェスに移動するので、Yさん、Iさんとはお別れになる。

Iさんはまだ戻ってなくて、出来たら挨拶してから出発したかったが、戻ってなかった。

バスに乗る前に晩飯を済ませたくて、Yさんと近くのトルコピザ屋へ。

僕は晩飯用に一つと、テイクアウトで一つピザを頼み、Yさんも一つ晩飯に一つ

ピザを頼んだ。

トルコのピザは長細く、それが一切れサイズに切られて並んで出された。

食べてみたが、うまい。

粉がモチモチしてておいしい。

具のチーズも味が良い。

気に入った。

ツアーが一緒だった韓国人の兄さん達もやってきて、いっしょに食べた。

彼らは名物の、壷で蒸し焼きにした肉を食べていた。

小さい壷にパン生地で蓋をして蒸し焼きにするようで、その壷の口をナイフで叩き割って

出してくれた。

うまそう。

あれ頼めば良かった。

_ 食事後、バス停に移動。

Yさんが見送ってくれた。

バスは遅れてやってきて、乗り込んだ。

ギョレメにはエフェス行きのバスが来ておらず、ネブシェヒルまで乗せていってくれるので

そこで乗り換えるそうだ。

ネブシェヒルで乗り換えたが、東洋人の僕と同じくらいの年齢のお兄さんに声をかけられた。

韓国人でイギリスで勉強しているそうだ。

羨ましいなあ。

隣の席のトルコ人だが、ちょっと問題ありな人で困った。

がたいがでかく、しかも足を閉じて座れないらしくて足が僕の席にはみ出してくる。

さらに寝る時は横向きで眠りたいらしいんだが、体がでかいんで今度は尻がはみ出してくる。

勘弁してくれ。

よけようかと思ったが、だんだん腹が立ってきて、ここは俺の席だからよけてやるもんかと

心に誓って朝まで12時間、生暖かいトルコ人の体温にげんなりしながらバスに乗り続けた。

うう、なんて酷い。