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jFD開発したりしなかったり日誌

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2008-07-01 [長年日記]

_ みんなで知恵の輪祭り

昨日買っていった12個の知恵の輪を会社へ持っていったらうけた。

プログラマってのはこういう知恵を使う問題を与えると喜んで噛み付く人種で

みんなでカチャカチャやってるのが面白い。

えらい人のWさんがやってきてウンウン唸りながら解いてて、

「ちくしょう、お前に解けるのに俺に解けないなんて!」

と悔しがっていて大変に気分が良かった。

一回解けちゃった知恵の輪は、優越感発生装置になるんで楽しい。

昼休み、みんなで昼飯にいったのだが、僕とOさんはそれぞれ知恵の輪をカチャカチャ

言わせながら飯屋に行った。

歩いてる最中にひらめきけっこう難しいのをさっくり解いてしまい、

「知恵の輪親方」という称号を頂いた。

なんか嬉しい。

知恵の輪は、凄く数学的だと思う。

多分、幾何学の知識があれば、紙の上で計算して解ける物が多いだろう。

そこら辺の知識が全然ない僕は試行錯誤と直感だけで解いてるが、作ってる人たちは

さぞや数学的な頭脳の持ち主なんだろうな、と思う。

羨ましい。

_ 新田ジム飲み

今までジムのホームページの面倒を見てきたんで、お礼にと会長にごちそうしていただいた。

八時半に登戸に集合し、経理のK子さんと会長とで居酒屋へ。

ビールを頂きながらそうとうおかしな話をしたと思う。

同性愛についてとか、秋葉原刺殺事件についてとか、ジムの経済状況についてとか。

最近書いてないけど、以前はふざけてよくプリンストレーナーとのラブストーリーをここに

書いていたが、K子さんはそれをマジだと思ってた時期があり、

「ジムにこんな人が居るよ、どうしよう」

と悩んだらしい。

有り得ないですってば。

終電近くまで飲んで帰宅。

歯も磨かずに寝てしまった。

_ 毎日新聞の件

実際に配信されていたサイトを見てないんで記事の内容については何とも言えない。

ただ、

■日本人女性の55%は、出会ったその日に男と寝る

■日本の女子高生は、刺激のためにノーブラ・ノーパンになる (※映画「バベル」)

■15未満の子供を対象とした疑似ポルノが日本に蔓延している(※シーファー発言)

こんな内容だったというのが事実なら、そりゃまあ問題だろうな。

ただ、人間誰でも失敗は犯すのだから、書いちゃった事に関してはとやかく言う気はあまりない。

それよりも重要なのが事後処理で、毎日新聞はそれを奇麗に間違えた。

はっきり言ってこういうケースでは選択肢は無く、謝罪して沈黙の一択なのだが、毎日新聞は愚かにも

居直って名誉毀損での訴訟を言い出した。

日本人はよくも悪くも忘れっぽい人種で、大きな不祥事があってもとりあえず謝ってしばらく

反省した振りをしてればすっかり忘れる。

ネットでの祭りも反応が無ければその内沈静化するものだが、そこで訴訟を言い出したのは

火にニトロを投げ込んだような物だ。

一般的なネットユーザーは最初、毎日新聞が嘘っぱち低俗記事を海外に発信していた事を

怒っていただけだが、居直ってネットユーザーを攻撃し始めた事で怒りの要因を増やした。

さらに担当者を処分すると言いながら何故か昇格させたことで、全然反省していないと感じさせ

さらにニトロが投入されたわけだ。

敵に回すと恐ろしいが味方にすると頼りにならない事でおなじみの2ちゃんねらーの行動により

購読のキャンセルが多数発生し、さらにスポンサー企業への抗議により広告が減り、毎日新聞は

本気で潰れかねない状況らしい。

あくまで噂で真偽のほどは不明だが、政治部の記者が政治家にネット規制を頼んで回ってるらしい。

それが事実ならまた火にニトロを注ぐだけだろう。

「いつもは言論の自由を訴えるくせに、自分に都合が悪くなったら言論の自由を封じるのか!」

と。

ネットは新しいメディアではあるが、特別な物ではない。

ネットで発生する感情は、ネットがあるから発生した感情ではなく、元から存在していたが

人に伝わるまでに時間がかかりすぎて消滅したり、そもそも人に伝わらなかった感情だ。

ネットは感情の加速機であり増幅器で、人々をより感情的にする。

毎日新聞としては人々が感情的になって怒っているのをネットのせいにしたいようだが、

それは増幅されただけで元から人々が抱えていた怒りであり、理不尽な物ではない。

それを無視して毎日新聞は開き直り、ますます大きな怒りを買い、今危機に瀕している。

うちの実家は大昔から毎日新聞を取っていて、僕も毎日新聞を読んで育った。

仮に毎日新聞が潰れてしまうとしたら少々寂しく感じるだろう(ただし僕自身は現在新聞を

読んでいないので実質何も変わらないんだけど)。

今後、毎日新聞がどのような対応がするか見守りたいと思う。

_ メディアについて

ついでだからもうちょっと書く。

新聞、雑誌のような紙媒体、テレビのような電波媒体の持ち主は、10年ほど前までは

特権階級だった。

全国津々浦々まで情報を届けられるメディアは他に無かったため、そういうメディアの言葉は

圧倒的な優位性を持っていたし、誰かが全国に言葉を伝えたかったら彼らに頼むしか無かった。

だが、今は違う。

読者、視聴者の数では比較にならないが、個人がレンタルサーバーに設置しただけの

ブログやまとめサイトが日本どころか世界からでもアクセスできる。

個々のサイトは小さいものだが、サイト間で同じ論調を唱えれば、それはテレビにも

匹敵するメディアになる。

昔からのメディアはそれを恐れているように思う。

全国配信できるメディアを独占する事によって特権階級を維持していたのに、気がついたら

誰もがそれを出来るようになっていたからだ。

このままでは彼らは職を失ってしまう。

ちょうど産業革命時代に職人達が大量生産に仕事を奪われたように。

職人達が幾ら機械を憎んでも時代が巻き戻らなかったように、古いメディア屋達がいくら

インターネットを憎んでも、一般人が世界中に意見を言うことが出来なかった時代に

巻き戻ることはない。

なぜなら世界がより新しい時代を望むからだ。

家内制手工業の時代よりも大量生産の製品が沢山買える時代、個人が世界に意見を発信したかったら

新聞や雑誌にお願いして載せてもらう時代よりもブログに書けばいい時代だ。

僕はこの先の世界がどうなるか見てみたいので大歓迎だ。

昔、大学のPCでバンドのCDを作っていた弟を見て、21世紀は素人の時代になるだろうと思ったが、

その流れは加速している。

僕はその行き着く先が見てみたい。

願わくは、僕が天職だと思っているプログラマが、時代から不要とされる時代は来ないで欲しいのだが。


2008-07-02 [長年日記]

_ Sさん

出社前、自宅の正面にあるコンビニでちょいと立ち読みし、飲み物を購入していたら

ジムのトレーナーのSさんとばったり遭遇。

びっくりした。

_ バーゲン

帰りに新宿のマルイワンに寄っていった。

必要な衣類はあらかた揃っちゃってるのでそんなに買う気はないんだけど、

なんか良さそうなのが無いか一応チェックがてら。

1階から順番に眺めていったが、エスカレーターの昇った先のショップに見覚えのある顔が。

あれ?

Aさんじゃないですか。

Aさんは池袋のマルイで働いてるはずなのに。

聞いたら、転勤になったそうだ。

じゃあ、ということでご祝儀がてらベルトを一本買った。

カジュアルなベルトが少ないんで。

帰り道なんで、今度一緒にご飯に行こうと話して帰宅。

_ 知恵の輪

家で一人カチャカチャやってた。

この前買ってきた12個は、二つがかぶってて実質11個で、二つを残して解けている。

今まで解いた中では一番最初に解いた五連環、またはチャイニーズリングと呼ばれる物が

一番面白かった。

非常に手数がかかるパズルだが、その手順を考えるのが楽しかった。

九連環なんてのもあるらしいが、繰り返し回数が増えるだけでロジック自体は変わらないんだろう。

会社ではOさんの机の上にまとめて置いてあるのだが、気がつくとOさんの机に人が集まって

カチャカチャやってるのがなんか嬉しい。

残る二つのうちの一つ、チリ人の輪と呼ばれるパズルはなかなか難解で、カチャカチャいじりながら

ウンウン唸っていた。

Wさんが

「これ不可能だろ。ありえねえよ」

とか言っていたが、しばらくいじってたけど確かにそう思えた。

夜中に一人でいじってたら

「ん?」

と思う一瞬があり、もしかしてと思ってある手順を加えたらスポッと抜けた。

こういう瞬間は

「あああ!そうか!そうだったのか!」

と毎回感心させられる。

知恵の輪は本当に知恵が詰まってて面白い。

テレビゲームも好きなんだが、こういうのも良い物だ。

_ jFD2

とりあえずベータ14まとめました。

あと1日テストしたら出します。

旅行前に何とかしちゃいます。


2008-07-03 [長年日記]

_ jFD2

ベータ14リリースしました。

あんまり大した新機能は無く、どっちかというとバグ対応の方が多いです。

それでも目玉機能を書くと、

・パス補完でmigemo使用可能

・スクリプト実行の高速化(2回目以降から高速化します)

あたりですかね。

修正された重要なバグはこんなとこです。

・Macでのレイアウトの乱れ

・Windows以外での「\\サーバー名\パス」形式のパスの対応強化

ほかにも細々といじってますが。

_ iPhone SDKの話

iPhoneのSDKでなんだか気になる点が二つほど。

一つはNDA。

ブログなんかでこのSDKの話題を取り上げちゃいけないそうだ。

無料で誰もがダウンロードできるSDKなのに、それについて話しちゃいけないって

Appleにどういうメリットがあるのかよくわからない。

有料会員じゃないと手に入らない情報とかならともかく・・・

これはSDKが正式版になっても続くのだろうか?

次に、対応環境がMacのみということ。

SDKというが、実はiPhoneに対応したXcodeまるまる一式なので、簡単にWindowsに

移植出来るような代物じゃないのは間違いないんだけど、周りの腕利きのプログラマさんが

「でも俺のPCはMacじゃないし、いいや」

と諦めるのを見てるんで、勿体ないなあ、と思う。

本当にやる気のある人は自分からMacを買ってでも作るだろうが、軽く興味があるだけの

腕のいい人ってのは沢山いるのに。

ちなみに2chのMac板のiPhone開発スレッドでは、Windows用のセンスの無いソフトしか

書けないプログラマが入ってくるよりいい、みたいなことを言ってるやつが居たが、

ご自慢のMacの角で頭打って脳漿まき散らして氏ね、と思った。

ヘボPGが人と違うコンピューター使ってるだけで偉くなった気になってんじゃ

ないっての。


2008-07-04 [長年日記]

_ 早朝の爆発音

早朝、もの凄い爆発音とそれに続く地響きのような音で目を覚ましたが、なんせ寝起きが

悪い事に関しては世界一の僕なんで、それが現実だったのか夢だったのかもはっきりせず、

多分それから1分もかからずに寝てしまいすっかり忘れてた。

夕方になって社内の雑談でその事を話してるのを聞いて初めて思い出し、

おもわず、

「あれって夢じゃなかったんですか!」

と聞いてしまった。

そうか、現実だったのか・・・

どうやら停電もあったらしいが、なんせ寝てたんで

_ このままだと日本にスラム街が生まれる

のだそうだ。

mixiのニュースに書いてあった。

コメントしてる日記をいくつか眺めたけど、

「元々あったんじゃないの?

ドヤ街ってそういうもんだろ?」

という意見は同感だが(と思ったら間違ってた。下参照)、自己責任とか言ってる連中は

現実を見据えてるようで実は頭の中がお花畑なんじゃないの?

もちろん努力をさぼった末に貧困に落ちる人は幾らでも居るが、一昔前だったらそれなりに

食えてて将来の展望も持てたような人材でも酷い生活をしてる現状が問題な訳でしょ?

世の中に勝ち組と負け組が居るのは資本主義である以上当然だけど、今はあまりに簡単に

負け組になってしまい、しかもリカバリが非常に難しい。

そんな社会にした政治家や財界のお偉方の無能さと傲慢を、労働者がわざわざ擁護してやる

筋合いがあるのか?

個人の努力はもちろん必要だが、その上で現状を作り上げた連中を大きな声で非難しなくちゃ

それこそそいつら大喜びだよ。

企業が利潤をあげるための努力をするのは当然だけど、政治家が、企業が下っ端労働者を

理不尽に安くこき使ってもペナルティが発生しなくしたおかげで、若い子達が悲鳴を

上げてるのを「自己責任」で済ますんだったら、ずいぶん危機感のない人たちだと思う。

_ ドヤ街とスラム

知らなかったが、同じような物かと思ったら実はけっこう違う物らしい。

ドヤとは宿のことで、相部屋や1畳だけの個室だのを「人間の住む所ではない」と

自嘲的に呼んだそうだ。

日雇いの求人が毎朝多数やってくるので寄せ場とも呼ばれるとか。

要するにドヤ街とは、住所不定の貧乏な日雇い労働者の宿が集まるエリアか。

それに対してスラムとは、地方から都市に移住した人々の人数が労働需要を超えてしまい

職のない人たちが住み着いたエリアで、住民は職がないので露天、靴磨き、廃品回収等、

元手のかからない仕事をするそうだ。

両方とも貧困は共通するが、ドヤ街は日雇い労働者が集まるエリアで、スラムは職のない

人たちが集まるエリアということか。

Wikipediaはためになるなあ。

_ バーチャファイター5R

新宿西口のセガでロケテストしてるそうなんで、遊びにいってみた。

ロケテストは先週までなんだけど、新宿に限ってこのまま継続してロケテストなんだそうだ。

前作の横方向からの攻防が改良されてるようなんだが、どうもよくわかってない。

僕はリオンを使ってるが、新しく追加された下段半回転のパンチ技は、当たると相手を

横向きにする効果があり、そこから中段と投げの二択に持ち込めるのでかなり強力っぽい。

ただ、これだけ強力だと今後修正されて弱体化される可能性も高そうだ。

当たると相手をしゃがみ状態に出来る技(空中で当てると叩き付け効果もあるようだ)や、

比較的での早い中上中中のコンビネーション(空中コンボにも使えた)も入っていい感じ。

今まで多用していた1K+Gが無くなったのは痛い。

4P+K+Gは後ろに下がらなくなり、その場で素早く腰を落とすようになった。

それで上段と一部の中段をかわし、新技のPで相手を倒してからのコンボは強力そうだが、

そこから出せた2K+Gが無くなったのは残念。

あれ使えたのに。

総じて強力になってるっぽいんで、弱キャラの常連だったリオン使いとしては嬉しい限り。


2008-07-05 [長年日記]

_ トルコ行ってきます

ただいま関西国際空港の出発ロビー。

行ってきます。

_ 旅行出発前

19時40分羽田空港発のANA機でトルコに向けて出発するのだが、その前にHさんと

渋谷で会う事になっていた。

荷物の準備を済ませて家を出る。

こういう旅行の時はリュックサックと、革のボストンバッグ一つというのが僕の定番になっている。

渋谷に向かい、まず最初にビックカメラでコンセントの形を確認しにいく。

僕の持ってる変圧器は昔イギリスに行く前に購入した物で特殊なコンセントになってるのだが、

これがトルコのC型と同じか確認し、違うなら買っておくつもりだった。

見比べたところ、どうやら同じものっぽいんでアダプターを購入するのはやめた。

Hさんは先にきて服屋を眺めてるそうなので合流。

ひどく蒸し暑く、ジーパンが蒸れてベタベタして辛いので、旅行前に薄手のパンツの購入に

付き合ってもらった。

セール中のマルイを見に行き、よく行くTKを覗いたら良さそうなのがあったが、履いたら

尻がきつい。

悲しみに泣き濡れてPPFMに行ったらいいのがあった。

腹がゴムひもなのが素晴らしい。

Hさんがラーメンを食べたいというのでセンター街へ。

魚出汁のラーメンで好評だった。

トルコのカッパドキア地方は日差しが強く、帽子が必要とガイドブックに書いてあったのだが、

持ってないので帽子を見に行ったのだが、なんせこの頭は半端無くでかいので、

合うサイズのが無い。

かぶろうとする度にマリオのように頭の上にちょこんと帽子が乗ってしまう。

Hさんはそれを見てケラケラ笑って喜んでる。

仕方ないんでロフトで日本手ぬぐいを買っていった。

これならかぶれる。

さらに薬局に行って小さいリンスインシャンプー購入。

ここで時間切れになったので解散し、山手線で浜松町まで行ってモノレールに乗った。

今回は羽田発なので都内の移動が楽でいい。

チェックインを済ませ、飛行機に乗り込んだ。

今回はカタール航空でトルコに向かうのだが、ここは成田に乗り入れてないのでまずは関西国際空港に

向かい、それから乗り換えてドーハ経由でトルコに入る。

この旅では何が起こるかわくわくする。

_ 関西国際空港

上空に居たのは1時間くらいか。

速いものだ。

関空で乗り換え。

実は国内線の飛行機に乗るのは初めてで、国際線と比べると手続きがあっさりしてて驚いた。

2時間の乗り換えなのだが、とりあえず空港内のコンビニで筆記用具と景気付けのビールを購入。

きゅっと飲み干し搭乗手続きに向かう。

荷物はリュックとボストンバッグ一つなので全部持ち込みにし搭乗ゲートをくぐる。

これからドーハまで10時間近い移動だ。

やれやれ、かったるい。

乗り込むまで暇なんで、何人か電話してみた。

Aさん繋がらず。

寂しい。

N氏に繋がったんで、エロデータ詰め合わせDVDを送っておいた旨伝えておいた。

お楽しみあれ。

無料で使えるPCがあったんで使わせてもらってブログに書き込み、出発。


2008-07-06 [長年日記]

_ ドーハ

現地時刻の早朝、ドーハに到着した。

飛行機から空港までの移動はバスで、降り立った瞬間に恐ろしく乾燥した空気に驚かされた。

周囲は見事に砂漠で、街も含めて全て砂色をしていた。

乗り換えが4時間と長く、ベンチでぼーっとしたり、コーヒーを飲んだりして時間を潰した。

無料で使えるPCが置いてあるのだが、ネットに繋がってないってどういう意味があるんだろう?

_ ドーハ→イスタンブール

隣の席に座っていたマサさんという男性と知り合った。

山口から来ていて、旅慣れた雰囲気のお兄さんだった。

飛行機の窓から外を見てるのが好きだそうで、景色の変化を見逃すまいとかなり長時間

眺めていたのが面白かった。

ガイドブックを三冊持ってきていて、2冊は読んだ事の無いものだったんで読ませてもらったが

なかなかためになった。

二人で地球の歩き方の食べ物のページだけやたら熱心に読んで、

「これうまそうですよね」

と盛り上がった。

窓からの景色は、ドーハ出発直後は自然も人工物も全部砂色だったのだが、緯度が上がるにつれ

だんだん緑が増えてきた。

興味深い。

_ イスタンブール着

マサさんと空港から移動。

安宿と歴史的建造物群の集まるスルタンアフメット地区へ。

地下鉄からトラムに乗り換える。

どことなくアジアっぽい風景。

日差しが強く、ほぼ真上から照りつけてくる。

まずは宿を探す。

地球の歩き方に出ていたランプという宿に行ってみたら、やたらとフレンドリーな兄ちゃんに

とっつかまり、そのままいっしょに茶を飲んだと思ったら旅行会社に案内された。

今回の旅行は気まぐれなぶらぶら旅にするつもりだったのでツアーに入るのはあんまり気が進まず、

一回断って宿にもどった。

マサさんと別れて街をぶらぶら。

グランバザールにいってみたが、案外バリエーションが無くてパチモノの服しか売ってない。

肩透かしかと思ったら、日曜日は休みなんだそうだ。

時間を無駄にしてしまった。

売ってた服を見てちょっと笑う。

全部パチモノだが、お前らどんだけドルチェ&ガッバーナ好きなんだよと。

その他シャネル、プラダ、ナイキだらけだ。

_ 道を歩いていたら、道路の舗装の荒れっぷりに大笑い。

トラムの線路以外がはがされていて、車が線路をごとごと乗り越えていく。

線路歪んじゃわないのか?

_ 歩いてるとそこら中に焼きトウモロコシの屋台が出てるのだが、焦げ目の付いた

トウモロコシが美味しそうで、わくわくしながら1リラ払って購入してみたんだが、

びっくりするほどまずかった。

だいたい、囓るに当たって僕の舌は札幌の公園で食べたトウモロコシあたりに

チューニングされてて、がぶっと囓るとブチブチっとはじけて甘い汁がほとばしるような

トウモロコシがくるのを期待してるんだが、これがまあ驚くほどボソボソしてて

うまくない。

調理の問題ではなく、品種自体がそういう物のようだ。

なんたるガッカリ感!

_ 適当に散歩してたら、トプカプ宮殿前の庭園に入っていた。

市民の憩いの広場のようで、木陰が涼しくてかなり快適。

頭から黒いベールを被ったイスラム教の女性がドッジボールをするという珍しい風景を見た。

写真撮りたかったな。

マサさんと合流して一緒に晩飯へ。

途中でさっきの旅行会社に寄り道し、そこの日本人の奥さんと話す内に、ツアーに参加することに

してしまった。

これで良かったのか本当に不安。

晩飯はレストランに入った。

トマトと肉の煮込みをたのんだが、かなり美味い。

感激する。

その後バーで飲んだ。

トルコでメジャーなエフェスビールで、すっきりした味でうまい。

深夜まで飲んで宿に戻り、さっぱり寝てしまった。

_ トルコのキーボード

宿のPCを使わせてもらったが、何故かmixiにログインできず、なんでだろうと考え込んだ。

よく見るとiボタンが何か変。

押すとiのような文字が表示されるが、よく見ると上の点が無い。

んー?

AltのようでAltじゃない、ALT GRと書かれたキーと一緒に押したらiが出てきた。

よく見たら右側にiがある。

その他見慣れないアルファベットのキーが沢山あるし、記号の位置が全然違うし、

何がなんやら。


2008-07-07 [長年日記]

_ トルコ二日目

マサさんとトプカプ宮殿を見に行った。

途中、サングラスをかけたトルコ人のお兄さんに声をかけられた。

近くのイスタンブールホステルで働いてるアリさんという人で、日本語がぺらぺらだ。

とても親切で評判がいいようで、地球の歩き方の読者レポートで絶賛されてるようだ。

「じゃあ、今度泊まりにいくね』

と話して別れた。

トプカプ宮殿は19世紀まで皇帝が使っていたという宮殿で、現在は博物館になっているそうだ。

入場料は10リラ(900円)。

皇帝と多くの女性が住んでいたハレムは別料金になっていて(10リラ)、入場制限が

あるそうなので早いところ見に行った。

音声ガイド(これも10リラ。合わせて2700円か。高いなあ)を借りているので、

様々な部屋がどのように使われていたのかがわかり、けっこう面白い。

皇帝としてこの建物で住んだり、皇帝の妻候補として他の沢山の女性達と一緒に

ここで暮らすというのはどんな気持ちだったのだろうか。

建物は豪華な作りなのだが、ヨーロッパの城なんかに比べるとシンプルな感じがした。

ヨーロッパの建物はゴテゴテしたデコレーションケーキみたいな造りなのだけれど、

こちらはもっとすっきりしている。

ただし、凄く手の込んだ奇麗なタイルで埋め尽くされていて、けっして質素と言うわけではない。

ハレムの後は他のエリアの展示物を眺めた。

オスマン帝国のお宝がごっそりと展示されているのだが、大小の宝石がごっそり埋め込まれた

豪華なお宝の数々に圧倒される。

すごい。

半端無いな、これ。

一通り眺めてるうちにマサさんとははぐれてしまったので、一人でグランドバザールを見に行った。

休みだった昨日と違い、恐ろしく入り組んだ巨大なマーケットになっていて、あまりに入り組んでるので

同じ出口から出てくる事が出来ない。

これは凄い。

売ってる品は宝石や土産物なんかが多く、あんまり僕には役に立たないのだが、見てるだけでも

けっこう楽しめる。

妹からアップルティーを買ってきてくれと頼まれていて、見つけたので値段を聞いたら妙に高い。

勢いで買わされてしまったが、ボラれたかなあ。

かなり歩いて楽しんだが、すでに2時くらいで腹が減ったので適当なレストランに入った。

昨日も食べたけど、トマトと肉の煮込み料理を食べたがやはりうまい。

この味は日本人の好みによく合う。

堪能したので次ぎにいく場所を考えたが、古い建物の集まるスルタンアフメット周辺を離れ、

新市街と呼ばれるエリアに移動してみた。

トラム(路面電車)に乗って、ガラダ橋を超えた。

新市街は丘の上にあるので、ちょっときつい傾斜の坂を上って新市街へ向かう。

途中、フランス小道と呼ばれる通りを歩いた。

最近再開発され、まるでヨーロッパのようなこじゃれたレストランが並ぶステキなエリアだった。

坂を上りきると新市街。

スルタンアフメットはアジア色が強かったが、新市街はほぼ完全にヨーロッパの都会だった。

グランドバザールで売ってるようなパチもの衣服は無く、きちんとしたブランドのブティックや、

シャレたレストラン、CD屋なんかが並んでいた。

あえてレトロな雰囲気の路面電車が走っていて、ヨーロッパ風の趣が増している。

歩いているとトルコアイスがそこら中で売られているのだが、お客さんをからかうような

売り方をしていて面白い。

トルコアイスはとても粘り気があって、それを先端が薄くなった長い金属の棒でコーンに盛りつけるのだが、

棒にアイスが付いた状態で差し出してくれて、取ろうとするとくるっと回して引っ込めたり、

ごめんねーともう一回差し出してくるので手に取ると、コーンが二重になってて手元に

空っぽのコーンだけが残ったり、手渡ししてくれるかと思ったらくるっと回して取らせてくれなかったり

なかなか芸達者。

器用だなあ。

初めて食べたトルコアイスは、アイスクリームにナタデココの舌触りを混ぜたような風味で

美味しかった。

珍しい味だ。

しばらく新市街を眺め、インターネットカフェでちょっと日本のネットを眺めてからトラムで

スルタンアフメットに戻った。

マサさんは昨日のランプホテルからオリエンタルホテルに移動しているのだが、もしも宿に居るなら

一緒にハマム(トルコの垢すり)に誘おうと思っていた。

ホテルの受付で、

「僕の友達でマサっていう日本人が来てると思うんだけど、会いにいってもいい?」

と聞いたら部屋番号を教えてくれた。

マサさんは残念ながら留守だったが、なかなか良さそうな宿なので今夜はここに泊めてもらう事にした。

4人部屋で、一階がバーでけっこううるさそうだが、思ったほどじゃなさそうだ。

とりあえずシャワーを浴び、洗濯する。

翌日までに乾いてくれるだろうか。

旅行会社にチケットをいったら、社長の日本人の奥さんと、日本人のお兄さんが話してたんで、会話に加わった。

お兄さんは既に一ヶ月以上旅行していて、昨日トルコ入りしたばかりだそうだ。

色々雑談してから、一緒にトルコの踊りを見にいった。

近くの屋外レストランでやってるそうで、外からも見えるそうだ。

見にいくと真っ白い服を着た髭のおっさんが夢見る乙女のような手つきでスカートを翻しながら

クルクル回っていた。

奇麗と言えば奇麗なんだけど、あんまり変化が無くてちょっと飽きてしまい、ここで晩飯に

しようかと思ってたけどやめて、トラム駅近くまで移動する事にした。

この国にはパスターネと呼ばれる甘味処がそこら中にあるのだが、まだ入った事が無く、

一人だとちょっと気後れするので付き合ってもらった。

トルコのお菓子、笑うほど甘い。

それを飲むヨーグルト(甘み無し)で食べる。

それからケバブ屋で晩飯にし、旅行の話をした。

ブルガリアなんかを見てきたそうだが、いいなあ、僕も行ってみたいわ。

解散し宿に戻ったら、マサさんが戻っていた。

「受付に『お前の友達が来たから泊めておいたぞ』って言われて誰かと思ったんですよ」

だそうだ。

ビックリさせちゃってすみませんです。

一緒に最上階のバーにビールを飲みに行ったら、オーストラリア人を中心としたグループが

飲み会をしていたのでちょっと加わった。

捕鯨の話で議論になったが、オーストラリア英語に慣れてなくて、聞き取りづらくて難しい。

トルコ名物のラクを飲ませてもらった。

かなり強い酒で、透明なのだが水で割ると白く濁るのが特徴だそうだ。

水で割ったのを一口飲んでむせた。

凄く強い。

これはアブサンに近い味だ。

アブサン同様、薬草が漬け込んであるんだろう。

好奇心で水で割らないでストレートで売ってもらい飲んでみたが、おっそろしく強い。

これは凄い。

そうこうしてたら屋上階からホテルのスタッフが降りてきた。

今日が誕生日のやつがいるからみんなで祝ってくれ、だそうだ。

みんなでドヤドヤと上がっていったら、ホテルのスタッフの可愛い女の子が、生卵と小麦粉を

かけられて真っ白になっていた。

天ぷらにでもする気かいな。

みんなでハッピーバースデイを歌った後、飲み会の第2ラウンドが始まった。

ハーモニカを持った日本人のおじさんがいたのだが、西日本の某大学で体育教師を定年退職し、

現在66歳という方だった。

絵を描くのが趣味で、スケッチブックを持ってブルーモスクやアヤスフィアの前に陣取り

絵を描いているそうで、全然急がない珍しい日本人と言われてるそうだ。

スケッチブックを見せてもらったが、素敵な水彩画だった。

おじさんの地元の城の絵が素敵で、それを絵はがきにした物をもらった。

色々話して楽しかった。


2008-07-08 [長年日記]

_ イスタンブール

マサさんはツアーに参加するので早くに出ていった。

挨拶をして見送りもうひと眠り。

起き出して、とりあえず最上階へ朝食を食べに行こうとして青くなる。

リュックサックが無い。

前の晩に最上階に飲みに行った際にリュックサックを持っていって、そのまま大酔っぱらいで

持ってかえるの忘れて寝ちゃったか。

きっとホテルに回収されてるはずだと思い聞いてみたら、倉庫の方に片付けられてた。

良かった。

洗濯物は乾いてなかった。

下着がまだ濡れてる。

どうしよう。

今日はまずエジプシャンバザールへ行った。

グランドバザールに比べると庶民的なバザールで、売ってる物も安い。

スパイス、ハチミツ、ドライフルーツ、カラスミといった食材が中心のようだ。

値段もお値ごろで、昨日のグランドバザールより明らかに安い。

くそう、昨日やっぱりぼったくられてた。

土産物を買うにはまだ早いのでとりあえずひたすら歩いて眺めた。

喉が渇いたので、アイランという飲むヨーグルトを買ってみたが、甘みが無いけど

飲みやすくて美味しい。

色んな店があって楽しい。

電気屋なんかもある。

エジプシャンバザールの次はガラダ橋へ。

イスタンブールの旧市街と新市街を繋ぐ大きな橋で、二層構造になっていて

上は道路、下はカフェやレストランが並んでいる。

通行人が釣り糸を垂らして何かをつってるが、水面には猛烈な量のクラゲしか見当たらない。

どんな魚がいるのだろうか?

名物のサバサンドを食べてみた。

日本人なので焼き魚の匂いに反応してしまう。

サバを鉄板で焼いて野菜と一緒にパンにはさみ、塩を振って食べるがなかなかうまい。

しばらく景色を眺めながらぼんやりしてしまった。

いいなあ、旅は。

またトラムに乗りスルタンアフメットへ戻る。

ブルーモスクを見物する。

イスタンブール一番の荘厳なモスクだ。

現役で使われてるモスクで、中ではイスラム教徒が祈りを捧げていた。

外から見ても巨大だが、中に入っても巨大なモスクだ。

カーペットが敷かれていて土足禁止になっている。

キリスト教の教会と同じような大きさだが、巨大デコレーションケーキ然とした

キリスト教会と違い、どことなく落ち着いた雰囲気がある。

堪能し、ブルーモスクを後にした。

次は地下神殿。

小さな建物が入り口で、お金を払って地下への階段を下る。

昔の地下貯水池だそうで、やたら広大なスペースに規則正しく石の柱が建って

アーチ状になった天井を支えている。

数十センチ程度水が張ってあって、大きく太った鯉が泳いでいた。

ここが数十年前に発見されるまで、住人は全然気がつかず上に住んでいて、

地面に穴を掘って水を汲んだり釣り糸を垂らして魚を釣っていたそうだ。

水面の上に柱の間を幅2メートルくらいの通路が奥まで通してあって、

柱には一本一本照明が付いていて、幻想的な雰囲気を醸し出している。

とても不思議な空間だ。

一番奥までいって、柱の下のメデューサ型の石を見てきて引き返した。

面白かった。

地上に出るとさすがに目が利かず、まぶしくて仕方ない。

さて、どうしようか。

夜7時からツアーに参加するのだが、それまで数時間ある。

とりあえず、宿に戻ってバッテリーが切れかかったデジカメの充電をさせてもらおうと

思っていたら、アリさんに会った。

アリさんのiPhone(2G)についての話になって、Jailbreakの事を教えてあげたり

してるうちに仲良くなってゲームの話とかも話し込んでしまった。

気さくないいお兄さんだ。

その後、アリさんの紹介で彼の幼なじみという人物に紹介されたんだが、

ここで一悶着あったんだけど、諸般の事情でここには書かない。

夕方、旅行代理店へ行き、ツアーの迎えの車に乗る。

目一杯席が設置されたワンボックスで、僕が最後だったみたいで若い3人組の女の子の

隣の席だけが空いていたのでそこに座る。

日本人かと思って「すみませんね」と言いながら座ったら、実は韓国人だった。

その後車は街のはずれの高速バスステーションに移動し、旅行会社でもらったバウチャーを

バスチケットに変えてもらって、バスに乗り込んだ。

さっきの韓国人の女の子三人組の隣で、ちょっと喜ぶ。

隣の席の子は日本語が話せたので、どこで勉強したのか聞いたら

「ドラマとアニメとまんがで勉強しました」

だそうだ。

すごいな。

「どんなドラマを見るんですか?」

と聞いたら、最近はのだめだのなんだの。

僕はテレビを全然見ないんで、むしろ僕より良く知ってるのが面白い。

ネットで拾ってきて見てるそうだ。

凄い時代になった物だ。

大学生で薬学を勉強してるとか。

おすすめのまんがの話をしたりしてしばらく楽しんでいたが、しばらくしたらイスラム教徒の

女性が乗ってきたと思ったら、車掌のお兄ちゃんに席を移されてしまった。

イスラム教女性の隣は女性じゃないといけないらしく、僕は移すのにちょうど良かったらしい。

しかも移った先は出口のすぐ後ろで、足が伸ばせない。

しばらくしたら昔、マウンテンバイクをやってた頃にすっ転んで作った膝の古傷が痛んできた。

かなわんなあ・・・

がっかりしながらバスは一路カッパドキアへ。


2008-07-09 [長年日記]

_ カッパドキア

午前8時、バスはカッパドキアへ到着した。

カッパドキアはいくつかのエリアで構成され、大きくはギョレメとウルギュプなのだが、

まずバスはギョレメのバス停で止まり、次にウルギュプに移動して僕らは下ろされた。

地元のツアー会社のスタッフが他の人たちを回収してホテルに送る中、何故か僕のツアー会社

だけは来なくて、猛烈な炎天下の中途方にくれた。

おーい、どうなってんの?

ふと見てみると途方に暮れてるのがもう一人。

大きなバックパックを背負った日本人のお姉さんで、「どうしたんでしょうね?」と話した。

福岡から来たYさんという人で、某アニメキャラに名前がよく似てた。

バス停のスタッフに聞いてみたら問い合わせてくれて、しばらく経ったら「ごめんごめんー」

みたいな感じで迎えがやってきた。

わざわざウルギュプまで来たのにホテルはギョレメにあり、意味がわからん。

車の窓から見るカッパドキアは異様な風景で、何をどう間違ったらそうなるの的な不思議な

形をした岩が一面に広がっていた。

すごい。

ホテルはそんな岩をくりぬいて部屋を作った洞窟ホテルで、地元のトルコ人のお兄ちゃんや

多分旅行中に居着いたっぽい台湾人のお姉ちゃんが働いていた。

Yさんも同じホテルだったんでちょいと話す。

そろそろツアーの時間なので出かけようとしたら、よく日焼けした日本人のお姉ちゃんに

声をかけられた。

「日本人ですよね?

イスタンブールから来たんですか?

私、今日トルコに入ったばっかりなんですが、ガイドブック見せてもらってもいいですか?」

だそうだ。

Iさんという子で、長い事旅行してるらしい。

とりあえずあんまり時間がなかったんで、ツアーから戻ったらお話ししましょう、と約束して

出発した。

迎えのバスに乗ってツアーへ。

まずはローズバレー。

不思議な浸食のされ方をした谷の中を、ガイドのお姉さんに案内されて歩く。

ガイドさんはすらっとした美人で、話し方が涼やかで素敵。

いいツアーだ。

炎天下であぶられながら2キロほど歩き、谷を上る。

カッパドキアは近くに火山があり、そのために地層が明確に別れていて(火山灰等)、

それにくわえて寒暖差がやたら激しく、夏の強烈な暑さと冬の凍結で風化、浸食され、

今の異様な風景が出来上がったそうだ。

理屈で理解できてもこの景色はやはり不思議だ。

凄いなあ・・・

自然だけを見ても面白いのだが、そこに穴を開けて人が住んでいたというのがまた面白い。

岩山がくり抜かれて、その中に部屋が作られ、教会になってたりする。

不思議な場所だ。

信じがたい。

下り道は、岩が風化して出来た砂がくぼみにたまっていてよく滑り、何人かがツルツルと

転んでお尻を真っ白にしていた。

山育ちなんでそこら辺は慣れてるんで、僕は涼しい顔で下った。

道ばたにブドウやアプリコットがなっている。

野生のブドウというのは初めて見た。

アプリコットを一つかじってみたが、甘みが濃縮していてうまい。

谷を下りきった辺りで馬車タクシーが停まっていた。

体力はまだまだ残ってるので歩いたが、その後ときどき、道に馬糞が転がってるのを

見かけた。

日差しが強いので、数日かそこらで乾燥しきって粉々にばらけるようだ。

ちょっと面白い。

谷を出たら民家があり、そこで水を買い足したりしながら休憩。

昔、たくさんの人が住んでいたけど大崩落があって放棄されたという岩山があった。

薄っぺらい、池袋駅の駅ビルみたいに横に広い岩山で、沢山の部屋が掘られた後がある。

崩れた際にいくつかの部屋が反対側に貫通してしまい、青空が透けて見えた。

ちょっと上って見に行ってきたが、よくこんなのに住んでいたものだ。

感心した。

鳩の小屋のある谷で土産物を買い、ランチへ。

Yさんと韓国人のお兄さん達と食べた。

お兄さんのうち一人は日本語を勉強していて、けっこうきちんと話すので感心してしまう。

ランチはブッフェ形式で、好きな食べ物を取って食べるのだがかなりうまい。

肉も野菜も米もうまい。

スパイスが効いているが強すぎず、日本人の口によく合う味だ。

ただ、デザートは・・・

何ですかこの地獄のような甘さは。

パン生地にシロップを染み込ませたお菓子があったが、シロップが薄めたハチミツに砂糖を

混ぜたような凄まじい甘さだ。

脳みそが虫歯になりそう。

他のお菓子も試してみたが、「無理!」と叫びたくなるほど甘かった。

何でこうなるのか不思議。

午後は地下都市へ。

その昔、数千人が実際に住んだという、岩に掘ったありの巣のような都市だ。

地下だけあって、ひんやりして涼しい。

様々な部屋があり、あっという間に方向感覚を失う。

部屋は思いのほか広く、普通に背を伸ばして立てる。

でも通路はかなり狭い。

なんでも、戦争になったときに一人ずつしか攻め込めないようにして、部屋に入ってきたのを

一人ずつ殺すための工夫なのだそうだ。

その他通路を塞いでしまうための丸い岩なんてのもあった。

僕がここに攻め込む兵士だったら絶望的な気分だろうな。

相手は地下生活のエキスパートで慣れ具合では勝ち目が無いし、道に迷ったら出てこられそうにないし、

様々な工夫をされてるので生きて帰れる気がしない。

換気がよく考えられているようで、地下なのに空気がこもっていない。

上下に長く伸びた通気ダクトがあり、涼しい風が吹いていた。

炊事場もあり、こんな火を焚いても大丈夫だったとは驚きだ。

かなり探検気分を堪能して地上へ。

石細工の工房の見学に連れて行かれた。

旋盤にオニキスの塊を固定し回して、器用に削って最後に磨きをかけて、

オニキスの卵を作ってくれた。

うまいものだ。

でも欲しくはないんで、併設の土産物屋はちらっと眺めただけで表に出て、

日陰でぼんやりしていた。

韓国人の親子連れ三人と話した。

息子は大学生だがゲームで日本語を覚えたというゲーマーで、お父さんとお母さんは

大学教授だそうだ。

息子がゲームにはまってこまってるんです、というので、

「お母さんは息子さんを止めた方がいいですよ、じゃないと僕みたいな大人になっちゃいますよ」

と言ったら笑ってた。

その後バスに送ってもらい、ホテルへ。

チェックインを済まし、部屋へ。

シングルルームをもらったが、これがまた洞窟で壁が全部岩だ。

面白い。

とても涼しくて快適。

これは良い。

一休みして食堂に行ったらYさんとIさんがいて、しばらくお喋り。

Iさんにガイドブックを見せてあげた。

B5のノートPCを持ち歩いてるが、最近UMPCを持ち歩いてる旅行者が増えて

羨ましがってた。

あれは軽いし、そういう旅行には最適だろうな。

僕のiPod touchを見せてあげたら驚いてた。

「何ですかこれ!すごーい!」

最近見かけなかった新鮮な反応で嬉しい。

みんなでご飯に。

バス停の近くにあるレストランでけっこう安くチキンプレートがあった。

貧乏旅行を続けるIさんにビールをおごってあげた。

「ビール久しぶりです!」

と嬉しそうに飲むんで僕も嬉しい。

色々面白い話を聞いた。

どこかの国で変態タクシーに捕まった話とか。

とても面白い。

Yさんがなんか苦しそうにしてたので大丈夫かと聞いたら、くしゃみだった。

とても静かにくしゃみをするのでIさんと僕で感動し、Iさんが

「可愛いですね!」

と感心し、僕が

「僕らには無理ですよね!」

と言ったらIさんが、

「僕ら?」

すみません、僕だけです、はい。

なんかご機嫌でその後も僕の部屋の前に場所を移してビールを飲んで色々

話してしまった(Yさんは疲れが溜まってダウン)。

僕の知り合った不思議な世界の人たちの話はうけた。

Iさんが旅先で知り合った人たちの話も面白かった。

レズビアンじゃないんだけどそっち願望があり、友達になった女の子は全員

裸を見せてもらうという女性がいるそうだ。

何それ、僕もその人になりたいんですが。

Iさんは旅行中にダイビングのライセンスを取り、ダイビングショップで不法就労して

金を貯めながら旅し続け、1年半も放浪してるそうだ。

それもまた人生なんだよな。

そういう選択肢は僕にもあったし、今だってあるわけだ。

僕と同業者の元プログラマの旅行者もいるそうだが、彼らはプログラムに触ってない事で

腕が落ち、社会復帰できなくなるんじゃないかというのを不安に感じてるそうだ。

そうだよなあ。

僕、今頑張らなかったらいつ頑張ったらいいのかわからない状態でもあるし、

ちょっと1年とかは業界抜けられないよな。

そういう長期旅行者達は、選んだ人なんだといわれた。

取捨選択なんだよな。

ごもっとも。

楽しいなあ。

こんな楽しいお酒はなかなか飲めないよ。


2008-07-10 [長年日記]

_ カッパドキア二日目

昨日はご機嫌でビールを飲んでしまい、せっかくのホテル泊なのにシャワーも浴びずに

寝てしまった。

朝目をさまして、とりあえず部屋のシャワーを浴びようとしたが、なんか水が

暖まらないんですが。

まったくの冷水というわけでもないが、冷水とぬるま湯の間程度でまったく暖まらない。

さらに部屋自体が洞窟でひんやりしてるんで、シャワーを浴びて体を拭いたら

寒くて仕方なくて、暖まるまで布団に潜り込んでしまった。

暖まってからキッチンへ。

YさんとIさんに挨拶。

Iさんはツアーに参加するそうだ。

僕とYさんは別のツアーへ。

ツアーのバスが迎えにきたんで、バタバタと出発。

まず、ギョレメの野外ミュージアムへ連れて行かれた。

ここは昔、修道士が集まって共同生活をしながらキリスト教の勉強をしていたという谷だ。

カッパドキア特有の変わった造形の岩を彫って教会や修道士の部屋、食堂なんかが作られている。

最初に入った洞窟の中は教会で、天井に鮮やかなキリスト画が描かれていた。

この絵はかなりの大昔に描かれたそうだが、いまだに鮮やかな色合いをしている。

なんでも全て天然素材の色素を使っていて、黄色ならサフラン、青ならインディゴといった素材を

使ってるそうだ。

さらにそこに鳩の卵の白身を塗ることでコーティングしてるので、大昔の絵なのに未だに

奇麗な色を残してるそうだ。

なるほどなあ。

谷の向こう側では鳩の卵を取るために、壁面に棚のように小さな穴が無数にあけられていて、

そこが鳩の巣箱のようになっていた。

なるほど、賢い。

別の洞窟もまた教会なのだが、今度はえらく素人臭い壁画が描かれていてビックリした。

なんでも、さっきの洞窟はプロの絵描きに描いてもらった物だが、こっちは修道士自身が自分で

描いた物だそうで、かなり素人臭い。

「えーと、俺の田舎の教会どうだったっけ、たしかこんな感じだよなー。

ここに線引くとブロックっぽくね?」

みたいな感じだったんだろうか、と想像するとなんか微笑ましい。

日本人のツアーが居たんで、ちょいと着いていってガイドの話を聞いていた。

観察していて気がついたが、ほとんど50過ぎのおばさんで、それに付き合わされたと思しき

旦那さんがたまにいるくらいで若い子はまったくいなかった。

ふーむ。

今回、僕がトルコに来る事に決めたのは、今まで東欧に行った事が全く無かったのと、

妹が昔行って、とても良かったと誉めていたからなのだが、この国は一般的な日本人旅行者には

あんまり人気はなさそうだ。

逆に年配の方には人気なのかもしれない。

日本人旅行者どうしで気楽に仲良くなれるんで、僕なんかは居心地が良いのだが。

続いて、キノコ岩を見に移動。

キノコ岩は名前の通り、キノコのような形をした岩だ。

地層が、下から硬い岩、柔らかい岩、硬い岩の順番に積み重なっていて、

それが浸食されて柔らかい岩の方が多く浸食されて、その上に浸食が少ない硬い岩が傘のような

形で乗ってるので、キノコ型になっている。

不思議な眺めだ。

一つ、見てて強烈に不安になるキノコ岩があった。

見ててドキドキしちゃうくらい一番上の岩が頼りなく乗っていて、震度2くらいの地震で

かんたんに落っこちてきそうな気がしてならない。

あと100年後にあの岩が残っているかで賭けてみたい。

ここも昔の人たちが住んでいて、キノコ岩に穴を開けて部屋を作っていたのだが、

脳を疑うようなおっかない部屋だった。

部屋の入り口が3メートルくらいの高さにあり、まずはしごを上り、さらに岩に開けられた

穴に手足を突っ込んで上らないと入れない。

これに入ると6畳くらいの部屋があるのだが、奥にハシゴがあり、天井に開けられた穴に入れる。

この穴は2.5メートルくらいの深さで、左右に穴があいていて、そこに手足を突っ込んで

上らないといけない。

古代トルコ人の身体能力ってどんだけ?

頑張ってのぼったら、下からお姉ちゃんが上ってきたので、

「写真とっていい?」

と聞いたらOKされたんでムービーを撮らせてもらった。

しばらく休憩して戻ったが、下りはもっと怖い。

足下がはっきり見えないんで、大変に怖い。

なんか体重が減りそうだ。

地面に降りてほっとした。

出発するまでぼんやりしてたが、見てると犬が多い。

イスタンブールは猫が多かったが、こっちは犬が、日向でだらりと寝てる。

せめて日陰に行けば涼しいのに。

この国で犬をやるのは大変そうだ。

ツアーのスタッフのおじさんはバックギャモンをしていた。

「お前もやってみるか?

ルール知ってる?」

と言われたんだが、実はルールを知ってると言ったら驚かれた。

昔オヤジに習ったんだ、と言ったら感心された。

残念ながら移動時間になってしまい、勝負は出来なかった。

その後ランチへ。

今日のレストランはかなりよかった。

外身はあんまりシャレてないが、内装はとても奇麗で、ご飯もうまかった。

Yさんも感心していた。

ただし、あいかわらずデザートは甘過ぎ。

隣の席の韓国人のお兄ちゃんに「すっごい甘いよ、食べてみなよ」と言って

食べさせたら、これは甘過ぎと困ってた。

本当に甘い。

土産屋でトルコ名物の目玉のキーホルダー購入。

続いて陶芸の工房の見学へ。

トルコの陶芸はなかなか有名なんだそうだ。

職人が器用にろくろで壷を作るデモをしてくれた。

粘土のかたまりが奇麗な涙滴型の壷になってくのは見事だった。

続いてツアー参加者の白人のお姉ちゃんにやらせていたが、最初に粘土のかたまりを

両手で上下にこすって長細くしてるのを見て、

「なんだかやらしい光景な気がする」

と思いデジカメの動画機能で撮影した僕は心が汚れてるんだと思う。

ろくろの後は実際に作られた陶器の販売店に案内された。

かなり広い部屋なのだが、よく見たら壁、天井が岩だ。

これ洞窟なのか。

すごいな。

陶器は奇麗だった。

形も良いんだけど、もの凄く手の込んだ塗装が施されている。

すごい。

でも何にも買わずに退散。

ツアーも最後にさしかかり、カッパドキア全体を見回せる谷へ。

ここはすごく眺めが良い。

しばらく感心しながら遥か彼方へ広がる頭の狂ったようなデザインの岩と、

そこに施された人の手による部屋や足場の跡を眺めていた。

すごいなあ、こんな所でこんな風に住むなんて、としばらく感心してたんだが、

なんかいつまで経っても出発しないのはなぜ?

Yさんと「どうしたんですかね?」と不思議がっていた。

ガイドさんも見当たらないし、いったいどうしたのか。

香港人の3人家族が居たのだが、土産物屋でかなりアレな感じのワンピースを

娘用に勧められていた。

黄色い生地に、ヒエログリフが書き込まれてるというちょっとどうかと思うデザインだった。

そもそもデザインがアレだけど、ここトルコでしょ?

ヒエログリフってエジプトじゃないのか?

しかも、どうやらこの服買っちゃったっぽい。

うーん・・・

かなり経ってからガイドさんと運転手が戻ってきて出発。

不思議な岩場に連れて行かれ、写真をパラパラ撮ってからホテルに戻された。

なんだかんだ言って楽しんだ。

よかったよ、ほんと。

_ 僕は今夜の高速バスでエフェスに移動するので、Yさん、Iさんとはお別れになる。

Iさんはまだ戻ってなくて、出来たら挨拶してから出発したかったが、戻ってなかった。

バスに乗る前に晩飯を済ませたくて、Yさんと近くのトルコピザ屋へ。

僕は晩飯用に一つと、テイクアウトで一つピザを頼み、Yさんも一つ晩飯に一つ

ピザを頼んだ。

トルコのピザは長細く、それが一切れサイズに切られて並んで出された。

食べてみたが、うまい。

粉がモチモチしてておいしい。

具のチーズも味が良い。

気に入った。

ツアーが一緒だった韓国人の兄さん達もやってきて、いっしょに食べた。

彼らは名物の、壷で蒸し焼きにした肉を食べていた。

小さい壷にパン生地で蓋をして蒸し焼きにするようで、その壷の口をナイフで叩き割って

出してくれた。

うまそう。

あれ頼めば良かった。

_ 食事後、バス停に移動。

Yさんが見送ってくれた。

バスは遅れてやってきて、乗り込んだ。

ギョレメにはエフェス行きのバスが来ておらず、ネブシェヒルまで乗せていってくれるので

そこで乗り換えるそうだ。

ネブシェヒルで乗り換えたが、東洋人の僕と同じくらいの年齢のお兄さんに声をかけられた。

韓国人でイギリスで勉強しているそうだ。

羨ましいなあ。

隣の席のトルコ人だが、ちょっと問題ありな人で困った。

がたいがでかく、しかも足を閉じて座れないらしくて足が僕の席にはみ出してくる。

さらに寝る時は横向きで眠りたいらしいんだが、体がでかいんで今度は尻がはみ出してくる。

勘弁してくれ。

よけようかと思ったが、だんだん腹が立ってきて、ここは俺の席だからよけてやるもんかと

心に誓って朝まで12時間、生暖かいトルコ人の体温にげんなりしながらバスに乗り続けた。

うう、なんて酷い。


2008-07-11 [長年日記]

_ セルチュク

でかいトルコ人の体温にげんなりしながらセルチュクに到着。

あんまり眠れなかったんで、眠気覚ましがてらちょっとシャドーボクシングをしたら、

見てたトルコ人に

「カラテ、カラテ」

と言われた。

いや、ボクシングなんですよ。

すぐにツアー会社の人が迎えにきてくれた。

ツアー会社のオフィスに荷物を置き、ついでにiPodとPSPの充電をさせてもらった。

15人程度のツアーで、まずアルテミス神殿跡地へ。

これがげんなりするほどつまらない。

なんせ跡地なんで、当時の面影を残すのは地面にゴロゴロしてる岩と、柱が一本こっきり。

歴史の知識があれば感慨もあるんだろうが、僕トルコの歴史なんて知らんし。

しかもガイドさんがご丁寧にここで20分くらい喋ってくれた。

僕の英語力じゃ途中で集中力が売り切れて、聞き続ける気力もわかない。

これは酷い。

それからエフェスの遺跡へ移動。

かなりツーリスティックなエリアで、通常1リラの水が2リラだった。

昔の街の跡だが、まあ、それなり。

アルテミス神殿よりは当時の様子が伺えて楽しいけど、カッパドキアの後ではインパクトが薄い。

途中、迷子になってちょっと困ったが、他のツアー参加者が僕を見つけてくれてほっとした。

遺跡の中を猫がうろついてて、暑さでげんなりしてたのでかわいがって遊んだ。

僕のフィンガーテクニックでめろめろにさせてやった。

僕の指をペロペロ舐めてきたが、近くに居たツアー参加者に

「その猫は君が好きみたいだね」

みたいな事を言われたが

「しょっぱくていいんだと思うよ。昨日の晩飯にピザ食べたし」

と言ったら納得された。

バスに戻ったら眠気が来て、うとうとした。

昨日のバスが最低だったし、旅の疲れも溜まってるんでフラフラだ。

ガイドさんに「辛いなら車の中で寝ててもいいよ」と言われたが、意地でツアー続行。

ランチはまたビュッフェ形式。

あいかわらずうまく、デザートは甘すぎる。

カナダ人のお父さんと息子二人の家族と一緒になってちょっと話した。

日本で言えば名古屋辺りに相当する、東京でも大阪でもないちょっとだけマイナー都市から

やってきたんだそうだ。

なかなかフランクでいい人たちだ。

聖母マリアが住んだという家を見に行ったが、うーん、キリスト教もあんまり興味ない。

だめだ、エフェスは僕にはイマイチ。

ツアー終了後、ネットカフェに行ってちょっと調べ物をする。

ある程度想定してた事なのだが、予想以上に酷い事実が判明してしまいゲンナリした。

あんまりだよこれは。

午後8時、再びバスに乗ってイスタンブールへ。


2008-07-12 [長年日記]

_ イスタンブール最終日

早朝、イスタンブール郊外のバス停に到着。

早朝過ぎて観光も出来ないし、昨晩判明した事で少々がっかりして元気がなかったんで

ネットカフェでしばらく時間を潰した。

その後市内へ移動。

エジプシャンバザールに土産を買いにいった。

会社向けに何を買うか迷ったが、トルコのお菓子が5箱まとまったのがあって、

ちょうどいいんでこれを一つ購入。

妹からはリンゴ茶とハチミツを頼まれていたんでこれも購入。

ハチミツはプラスチックの透明ケースに、蜂の巣からそのまま取り出した塊が

入っていた。

これは日本にはなくて面白い。

ドライフルーツもよく売っているが、その中にターキッシュバイアグラという

キャッチフレーズが付けられたのがあった。

イチジクの中にクルミを挟んだ物らしい。

そりゃ元気になりそうだ。

買い物を済ませて日陰で休憩。

猫が居たのでまた僕のゴールドフィンガーでメロメロにさせた。

トルコの猫は人懐っこくて可愛いなあ。

その後、イスタンブールホステルへ。

ちょいとアリさんと話す。

今夜帰国する事を話したら、荷物を預かってくれるとの事。

ありがとう。

ついでにiPod touchとPSPを充電させてもらったが、PSPを鞄から取り出してたら、

ホテルに併設されてる旅行会社のマネージャーをやってるお兄ちゃんが、

「お、PSPじゃん、それ俺に売ってくれない?

100リラでどう?」

とか言い出した。

100リラは約9000円だ。

僕のPSPは旧型の最初機のモデルで、さんざん使い込んで傷だらけだし、

今は新型が2万円で出ているんで9000円は悪くない。

帰りの飛行機の暇つぶしでモンハンが出来ないのは痛いが、新形に買い替えるチャンスか。

でももうちょっとだけ欲を張りたいのと、トルコリラは日本で両替できないので

「100ドルかそれ相応のユーロでどう?」

と返したら唸りだした。

「お前、次はいつトルコに来る?

今、外貨が35ユーロしかないんだ。

この35ユーロと、このホテルの宿泊権三泊分でどうだ?」

だそうだ。

はっはっは、次って、飛行機乗り継いで24時間かかる国にそうそう何度も来るかいな。

海外旅行するなら行った事のない国選ぶだろうし。

下手すりゃ10年後になると思ったが、転売OKだったのと、なんか面白かったんで

ノリでOKすることにした。

ACアダプタは持ってきてなくて、USBの充電ケーブルを代わりにあげて交渉成立。

あと、カッパドキアで会ったIさんがもしもこの宿に来たら、その宿泊権で

泊めてやってくれと頼んでおいた。

それなら有効利用と言えるだろう。

続いて、今回のツアーを手配してくれた旅行会社へ。

出発前は居なかった日本人の女性が居た。

両親を連れて旅行中だったそうだ。

旅行はどうだったか聞かれたんで、カッパドキアは最高、エフェスは歴史に興味が

ないとイマイチだったと伝えたら納得された。

カッパドキアは歴史を知ってようが知っていまいが、問答無用で圧倒される

バカバカしいほどの面白さがあるんだけど、エフェスは前提知識で目の前の現実

(だいたい廃墟)を補ってやらないといけないんでイマイチ面白くない。

冷たいリンゴ茶を頂き雑談してから退散。

最後にお金を下ろし、イスタンブールホステルに戻ってトルコ風垢擦り、ハマムの

ツアーを申し込んだ。

ツアーと言ってもタクシーを手配してお金の支払いを代行してくれるだけの

超イージーな代物で、待ってたらタクシーが来たんで出発。

しかしこのタクシーがまた輪をかけたイージーっぷりで、目的地がどこかわかってない。

そこら中で通りすがりの人に道を聞いていた。

で、ここだ、って下ろされた建物の入り口で

「イスタンブールホステルでここを申し込んだんだけど」

と言ったがあちらは狐につままれたような顔をしている。

念のために聞いてみた。

「タクシーの運ちゃんに連れてこられたんだけど、ここってハマムだよね?」

「違う、うちはホテルだ」

おいコラ、タクシーなんだからせめて目的地までは連れてけや。

結局そのホテルの人に連れてかれ、200メートルほど歩いてやっとハマムに到着。

ありがとうホテルの人。

ハマムに到着し、少々テンションが上がる。

出発前、「トルコなんて何しにいくの?」と聞かれたら「トルコ風呂入りに」と

答えてたんだけど、これこそが正しくトルコ風呂なんで。

建物に入るとホールのようになっていて、真ん中にソファがあってスタッフの

おっちゃん達が座っていた。

それを囲むように小さな更衣室があり、中には休憩用のベッドもあった。

昔プロレスラーだったけど10年前に引退しました、みたいな雰囲気のおっちゃんに

腰巻き用の布とタオルを渡され、着替えてこいとジェスチャーされたんで更衣室へ。

それからハマムの中に案内された。

建物は石造りで天井がドームになっていて、そこに開いた丸い穴から日差しが差し込んで

なかなか奇麗な風景だった。

まず、サウナにぶち込まれる。

日本のほど暑くないが、汗はダラダラと出てくる。

床にすのこが敷いてあるのだが、その隙間から日本で見慣れた黒光りする影が。

うわ、Gだ。

どうするか悩んだが、面倒くさいんでほっといた。

ドロドロに溶けそうなくらい汗をたらしたが、おっちゃんはその後やってこない。 

「忘れられてたらどうしよう」

と不安になりなあら暑さに耐えてたら、ようやくおっちゃんがやってきて

連れ出された。

流しにぬるま湯を張って、その横に座るよう言われた。

この後すばらしく大雑把かつ乱暴にガッシュガッシュと洗われた。

脇の下を洗う時は腕をひっぱたいて持ち上げさせるし、背中を洗う時は背中をひっぱたいて

前屈みにさせるし、なんか軍隊でしごかれてるみたいな気分ですよ。

おっさんはバリバリ僕を洗っては、何故か

「ベリグッ」

と言っていった。

何がグッドだったんだろうか。

そして恐怖のマッサージタイム。

施設の真ん中にある大理石の台の上に寝転がって受けるのだが、ちょ、なんで

チキンアームロック掛けながら背中を肘でゴリゴリ押されてるんですか、僕は。

あいたたたたた

人間、あんまり痛いと笑いが出るもんで、悲鳴を上げながら笑ってた。

おっさんは僕の全身をバキボキにし、最後にもう一回サウナに入ってけと

言い残して去っていった。

何かプロレスラーが暴れていったみたいな気分だ。

しばらくしてまた迎えにきてサウナを出て、シャワーを浴びて終了。

更衣室でしばらく休んでいけたんだが、なんせ時間がないもんで退散した。

またホテルに戻るのだが、送迎付きのツアーのはずなのに、自分でタクシーを

拾わされた。

んー?

ホテルに戻ってしばらく雑談。

これで最後なんで近所の店でエフェスビールを買って飲む。

うまー

ハマムでそうとう汗をかいたようで、かなり喉が乾き、その後コーラや水を買って飲んだ。

荷物をまとめて出発。

トラムと地下鉄を乗り継いで空港へ。

空港の売店で300mlくらいのコロンヤを見つけたので購入。

これ、可燃物だと思うんだけど、飛行機に持ち込んでいいんだろうか?

トラブルも無く飛行機は19時40分、トルコを飛び立った。

色々ドタバタしたが、なんだかんだ言ってこの国を楽しんだ。

次来るのは10年後かなあ。

_ ドーハ

乗り継ぎのドーハ空港には22時頃到着。

日本人がわらわらいて、なんかちょっと安心した。

やっぱ僕も日本人だわ。


2008-07-13 [長年日記]

_ 帰国

ドーハ空港を出たのが現地時間で午前0時半過ぎ。

本を読んだり寝たり、iPod touchで日記を書いたりして9時間くらい飛行機の中で過ごしたら、

関西国際空港に到着したのは現地時間で午後5時過ぎ。

朝が来るはずなのに夕方がやってくるんで体が混乱していて奇麗に時差ぼけした。

乗り換えが3時間以上あって暇なんで、いっそ大阪を眺めきて、ついでに売っちゃったPSPの代わりを

買ってこようと思い、案内に聞いてみたら、市街までは45分くらいだそうだ。

微妙だな・・・

荷物が邪魔なんで、先にチェックインだけ済ませて荷物を預けてから行けばいいんじゃないか、

と気がつきチェックンしたら、一本早い飛行機に変えてもらえるとの事。

早く帰りたいんでそっちにしてもらった。

搭乗までちょっと時間があったんで、空港内のコンビニで1週間分の漫画雑誌を立ち読み。

それから飛行機に乗り、1時間で羽田へ。

早いよなあ。

羽田からは川崎経由で帰宅。

川崎駅前のヨドバシカメラがまだやってたんで、PSPを購入した。

一週間ぶりにラーメンを食べたが、うまいなあ。

ほっとした。


2008-07-14 [長年日記]

_ iPod touch

iPhone 3Gの発売に合わせてファームウェアのバージョン2.0がリリースされているが、

入れるか悩み中。

今までのバージョンではJailbreakして色々なソフトをインストールしていたが、

まだ2.0用のJailbreakが公開されてない。

今回の旅行で特にテキストエディタが活用しまくりだったんだけど、App Storeには

出てないみたいだし、その他うさんくさいソフト(エミュレータとか。人に見せて

驚かせる以外使えないんだけど)も無いし、まだ手が出せない感じ。

とりあえずiTunesだけ最新バージョンにしたら、iPodの接続のヘルパーサービスに

バグがあって、延々エラーで落ちてダイアログを出し続けるというはた迷惑な事に

なっていた(Windowsのみ)。

数日中には修正バージョンが出るだろうが、何とかしてくれ。

曲の転送が出来なくて困っちゃうよ。

_ iPhone 3G

出社したらOさんが持ってたんで早速触らせてもらった。

iPod touchユーザーなんでそこまで目新しい事は無いんだけど、やっぱりいいなあ。

でも会社の中が圏外ってのは最悪。

新ファームウェアで導入された携帯風のテンキー型キーボードだが、良いとも悪いとも

いえて微妙。

「い」から「お」段を入力するには、携帯のように同じキーを連打する他に、

キーを押しっぱなしにするとキーの上下左右にその行の「い」から「お」段が表示されるので

そこにドラッグしてから離す事でその文字が入力されるという方式があるのだが、

そのキーが表示されるまでの時間が長過ぎる。

0.5秒くらい待ってから表示されるんじゃ効率が悪すぎ。

ちかちかして鬱陶しいかもしれないけど、キーを押した瞬間に出して欲しい。

それならかなり高速入力が可能になると思う。


2008-07-15 [長年日記]

_ マイナー者のうざさ

マカーとか、阪神ファンとか、古いところではセガ好きとか(メガドラ、サターンの時代)、

業界二番手のファンは本当に鬱陶しい。

別に「俺は誰がなんと言おうとこれが好きなんだ!」という気持ちの持ち主は頑張ってくれ、

その気持ちを貫いてくれ、と思って応援するけど、

マイナーな物を使ってる自分カコイイと思ってる連中は中二病を治すか居なくなってくれ、

と思う。

業界2位なんて、実はマイナーでもなんでもない。

十分広いマーケットなら少数派だって数十、数百万人居たりする。

それなのにコンプレックスと裏返しの変な優越感を持って多数派を見下すんで鬱陶しい。


2008-07-16 [長年日記]

_ ヤンジャン

出社前にコンビニに寄って朝飯におにぎりとコーヒーを買ったのだが、雑誌売り場に

今週号のヤングジャンプが置いてあって首を捻った。

ヤングジャンプの発売日は木曜日で、今日はまだ水曜日だ。

中身を確認したが先週のなんてことはない。

発売日が休日の場合、一日発売が繰り上げられるんで、もしかして明日は休みかと期待したが、

その割には同じ木曜発売のモーニング、チャンピオン、ヤングサンデーが無い。

体きついんで休みたいんだけどな・・・

なんだったんだろう。

_ 仕事

死ぬほど眠くてだるい。

頭蓋骨の中にタミヤのセメントを流し込まれたようなだるさ。

たまらん。

前々から作ってたアプリの大改造。

ここまで来ると作り直した方が早そうな気がしてきた。

_ java.security.AccessControlException

最新版のHtmlTablePanelでは、今までの、コンポーネントごとに

addComponent(Component, String)

を呼び出す方式以外に、

layoutByMemberName(Object)

で引数のObjectのメンバー変数のメンバー名をtdタグの内部文字列で指定する事で、

複数のコンポーネントを一気にパネルに配置する事が出来る。

これをあるアプレットで使おうと思ってコードを書いていたのだが、うまく動かない。

java.security.AccessControlExceptionが出てしまう。

layoutByMemberNameメソッドでは、レイアウト定義XMLファイルのtdタグの内部文字列と

名称が一致する変数を引っ張ってきて、それをパネルに配置しているのだが、

変数がprivateだった場合、Field#setAccessible(boolean)を呼んで無理矢理変数に

アクセスしている。

ところが、アプレットだとSecurityManagerが設定されてるために、これをやると

例外を投げてしまうようだ。

回避方法は今のところよくわかってないんだが、とりあえずコンポーネントごとに

addComponentを呼び出す昔の方式でコンポーネントを配置すればいいか。

_ Hさんと飯

仕事後、もうやんにてHさんと晩飯。

トルコ土産を渡す。

リンゴ茶、お菓子、ドライいちじく、布なんかをあげたら喜んでた。

もうやんカレーを食べながら旅の事を話す。

一週間かそこらの旅行なのに、色々おかしな事があったので好評だった。

トプカプ宮殿の写真はテレビでも見たそうで

「同じだー」

と喜んでいた。

カッパドキアはとにかくインパクトが大きいんで、これも好評。

エフェスはやっぱりいまいちかなあ。

お土産のお菓子をちょっと食べたが、やっぱり甘いなあ。

非常袋に入れておいて、いざって時に食べると飢え死にしないですみそう。

自分の鞄をあさっていたら、もう一つお土産で、トルコ名物の青いガラスの

目玉のキーホルダーがあったんでこれもあげた。

可愛いと好評。

バス停まで送ってあげて解散。

_ さとやんと飲み

Hさんと飯を食べてたらお誘いメールが。

新宿のヨドバシ周辺で集合。

ゲーセンで怒首領蜂大復活をやってるところで合流。

ストリートファイター4をちらっと眺め、ついでに中古ゲーム屋でPSPに

どんなゲームがあるか確認し(実はやりたいのが殆ど無かった。切ない)、

立ち飲み屋へ。

僕はお腹いっぱいなんで殆どつまみは食べず、ビール、焼酎、梅酒を一杯ずつ飲んだ。

旅行や、DJ、VJ活動について話した。

さとやんと一緒にやってたパーティの復活なんかもありそう。

楽しみだ。


2008-07-17 [長年日記]

_ 凄い事に気がついた

トルコ旅行の出来事をまとめていたら、凄い事実に気がついた。

この旅行、三泊九日だった。

俺、9日間でベッドで寝たの3回だけかよ。

そりゃ疲れてるわけだわ。

_ Orbすげー!

Oさんに教えてもらったOrbを試してみた。

リモート接続可能なメディアセンターアプリケーションなんだが、何ですかこれ、

尋常じゃない便利さなんですが。

動画、画像、音楽なんかが入ったPCにOrbをインストールし、Orbのアカウントを取得して

ログインすれば、あとはネットに繋がってるどのデバイスからでもそのマシン内のデータに

アクセスできてしまう。

クライアントはブラウザで、Windows Mobile機やiPhoneからだってアクセスできちゃうんですが。

動画はクライアントに合わせた適当なフォーマットでエンコードしながら送信してくれるようだ。

テレビチューナーがあれば番組を送信することも出来る。

なんて超テクノロジー。

これ、iPhoneと相性良いだろうな。

容量に難のある8GBのiPhoneでも、自宅PCにファイルを置いておいてリモートでアクセスすれば

何百GBだって扱える。

ワンセグなんて付いてないiPhoneだけど、テレビも見られる。

すごい。

個別の構成技術はそこまで目新しくないんだけど、まとめ方がうまいのも感心した。

まず、中央のサーバーがあって、それが各PCのアドレスを管理してくれているので、クライアントは

アカウントさえわかればIPを知らなくてもPCにアクセスできるのが良い。

さらにクライアントをブラウザにしたのが素晴らしくて、このおかげでクライアントを問わずに

(動画は見られないけど、PSPすら可能)PCにアクセスすることが出来る。

頭良いなあ。

今はまだマイナーげだけど、これ、将来売れるんじゃないかな。

_ JListはJTableより遅い

仕事で簡単なエクスプローラ風画面をSwingで作っていたのだが、ディレクトリ内の

ファイル一覧をJListで表示するようにしたらやけに遅い。

たまたま7000ファイルのディレクトリがあり、それを開いたらかなり長時間

固まってしまった。

ボトルネックを調査してて気がついた。

JTableは見えているセルに対してのみ、TableCellRenderer#getTableCellRendererComponentを

呼び出すが、JListは最初に全ての要素に対してListCellRenderer#getListCellRendererComponentを

呼び出している。

製作中のエクスプローラもどきはファイルのアイコンを表示したりしてるので、7000ファイル分の

アイコン取得で時間がかかってるというのは納得できる。

JListはJTableと違い、要素ごとにセルの高さを変えられるので、最初に全部のセルを取得して

全体の高さを知らないと、スクロールバーが描けないからだろうか?

とりあえず、今までJListで実装していた部分を、1列のみのJTableに差し替える事にしたところ、

悪くない速度で動くようになった。

JListはそんなに大量の要素を表示するのを想定してないってことなんだろうか。


2008-07-18 [長年日記]

_ 仕事

某アプリの改造。

色々弄くり倒して使い勝手を良くする。

こういう作業はけっこう楽しくて好きだが、なんせ体がだるくてパフォーマンスは

イマイチ。

今日を頑張れば三連休だ。

頑張って乗り切れ。

_ さとやん

帰りに合流し、新宿西口のルノアールでモンハン。

さとやんは最近あんまりやってなかったそうなんで、さくっとハンターランクを上げるべく、

アイスコーヒー飲みつつクエストをこなす。

さとやんはまだ集会所上位なんで、自慢のG級装備でさっくり進めた。

集会所上位の二つ目直前まで進めて、23時半の電車で帰宅。


2008-07-19 [長年日記]

_ コーディング

マサトクさんからスピーカーを購入し、16〜18時の間に届く事になっていたのだが、

待ってて暇なので、某所のtDiaryのコメントスパムを掃除するスクリプトを書いていた。

そのtDiaryのユーザー自身が完全に放置状態で、全コメントに最大件数(100件)の

コメントスパムが入ってるというすさまじい状態だった。

とりあえず、コメントにURLが入ってるのは全面的にスパムと見なしたが、

まだ変なのが多数のこってたんで、半角のみの物も全部スパムと見なすことにした。

大ざっぱにもほどがある判別方法だが、もう仕方ないわ。

外は猛暑で、汗をだらだら流しながらコーディング。

何やってんだろな、俺。

_ スピーカー

18時までに届くはずなのに、18時半に電話かけてきて

「遅れてますんで19時になります」

ってちょっとどうかと思うよペリカン便さんよ。

それなら早く言ってくれよ・

ジムでも行ったから。

それはともかく届いた。

でけえ。

ヤマハのYSP-1000というモデルで、42インチテレビの下に設置するのにぴったり、

という横幅103センチ、重量13キロ。

家のテレビ台の大きさを調べたら、十分横幅に余裕があったので購入を決意した。

さっそく段ボールを開梱して取り出す。

わかっていたけどでかくて重い。

満を持してテレビ台に入れようとしたら、横幅はともかく縦幅が数センチ足りなくて

入らない。

なんてこった・・・

テレビの前に設置したら収まったが、テレビの下が見切れてしまい、さらに赤外線の

受信部が隠れてしまってリモコン操作が出来ない。

どうしよう・・・

とりあえず気を取り直し、対策は後で考える事にして配線してみた。

付属品は後で送ってくれるそうなんで、電源ケーブルくらいしか入ってない。

たまたま手持ちで一本光ケーブルがあったので、それでXbox360に繋いでみた。

たしかに驚きの高音質。

このスピーカーは一体型なのに5.1ch出力が売りになっている。

通常の5.1chスピーカーは6個のスピーカーを所定の位置に配置する事で

前後左右からの音が聞こえるが、このスピーカーは音をビーム状に発射し、

壁に反射させて後ろに回り込ませる事で後ろから聞こえるようにするという、無闇に

ハイテク感が漂うスピーカーだ。

そのため音のビームの角度が重要になるのだが、その調整を付属のマイクで

自動で行ってくれるというハイテクっぷり。

でもマイクが届いてないんでそっちは後のお楽しみに取っておくことにした。

今のところ後ろから聞こえる事は無いけれど、とりあえず音がいいのはよくわかったんで

しばらくはこれで満足していよう。

心配なのは僕の部屋の形状で、説明しがたい不思議な形状なので、もしかしたら音の反射が

正しく出来ず、後ろから聞こえない可能性がある。

場合によっては部屋の配置を換える必要があるかも。

マニュアルも付いてなかったんでネットでPDFをダウンロードして読んでみた。

何これ、映像出力も付いてるのか。

超ハイテクだ。

早くセッティングを済ませて完全な状態で聞いてみたい物だ。

_ またさとやん

昨日に続き、さとやんと遊ぶ。

溝口で集合。

さとやんはバイクでやってきて、僕は晩飯ついでにビールを飲みたいのでヘルメットだけ

持って電車で来た。

ゲーセンでストリートファイター4を遊んでから、行きつけのタイ料理屋、コピーピーへ。

手作りソーセージのサラダ、バジル炒めかけご飯、あんまり辛くない炒め物の3品を頼んだ。

サラダはやたら辛い。

バジル炒めかけご飯はいつもの定番メニューだがうまい。

口がひーひー状態だが、炒め物が案外辛くなく、ちょうどいいバランスで食べられた。

うまい。

プロジェクターで流されてるタイのPVが日本アイドル的で面白い。

食後、もう一回ゲーセンに行ってストリートファイター4。

10連勝した。

その後、さとやんとうちでモンハン。

未だ集会所上位の一つ目というさとやんを根性で先に進める。

誰かもう一人居てくれるとすごい楽なんだが、文句を言っても始まらないんで

テキパキ進める。

ラオシェンロンで35分奮戦して上位二つ目に進め、細々したクエストを進め、

ティガレックス2匹のクエストをこなせば集会所上位3つ目になるところまで進めたら

午前4時を回っていた。

ハチミツの在庫もあと僅かで、これが今日最後のクエストになると思いつつ戦ったが、

さとやんがあとちょっとで勝てると思ったところであっさり3回目の死亡をかましてくれて、

心が折れて寝た。


2008-07-20 [長年日記]

_ 毎日新聞の件

謝るのは結構だが、傷つけられた日本人の名誉を回復させるために何をするのか

何も説明されてないのがちょっとどうかと思う。

記事の転載がされたサイトがあったら削除してくれるよう呼びかけるとか言ってたが、

無駄だろ。

インターネットで広まった情報を消す事は不可能なんだから、むしろ以前のサイトを

復活させて、全ページに取り消し線引いた上で

「全部嘘っぱちです俺たち大嘘つきのウンコたれ新聞ですゴメンナサイ」

って書き足した方がマシだと思う。

それも出来ずに「信頼回復に努めます」とか言われても、お前らの信頼より日本人の

信頼をどうにかしろ、と思うよ。

_ 今日のボクシング

超久しぶり。

一ヶ月ぶりくらいか?

6月は忙しくてそれどころじゃなかったし、7月になったらいきなりトルコ行っちゃったし。

昼の1時半から練習したが、見事な快晴で暑くてたまらん。

コンビニで1リットルのスポーツドリンクを買っていったが、凄い勢いで減っていく。

へばるわ。

縄跳びをしながら汗をだーらだーら垂らし、シャドーボクシングをやってはだーらだーら、

サンドバッグ叩いてはだーらだーら、ミット叩いてはだーらだーら。

僕の前世は濡れた雑巾かなんかだろうか。

前々からダーリンことプリンストレーナーと飲み会をやろうと話していたのだが、

なかなか時間が取れなかったので明日どうかと誘ってみた。

まだわからないけど後で連絡する、とのことなんで楽しみにする。

僕の部屋に愛しのダーリンを連れ込んで、ついお酒の勢いであんなことやこんなことをするんだ。

というような事を書くんで、ときどき本気だと勘違い人が出るんだよな。

_ パーティ

さとやんからのお誘いで、トシコさんの弟子のAさんのパーティを見に行った。

ジムでの練習後、電車を乗り継いで高田馬場へ。

途中、練習の疲れが出て電車の中でうとうとしてしまった。

高田馬場に到着し、さとやんと合流。

そこから落合に移動したが、腹が減ってクラブに行って酒飲んだらちょっとヤバそうな気配。

なんせ朝からおにぎりを一個しか食べてない。

松屋で牛丼をかきこみ、一気に食って人心地付いてからクラブへ。

その間さとやんはそとで煙草を吸っててくれた。

クラブは不思議な事に銭湯の下にあった。

1階が銭湯、地下1階がコインランドリー、地下2階がクラブって不思議だなあ。

入ったらまだ始まってなかった。

Aさんにちょびっと挨拶して、ビールを買ってさとやんとだべる。

さとやん、この店が気に入ったようで、現在休止中のDANKETECHの復活をここで

やりたくなったようだ。

30分押して開始。

AさんのDJは女の子らしからぬ、非常に硬質なミニマルだ。

少しも叙情的にならない、男らしいDJだ。

かっけーなあ。

AさんのDJは1時間半だった。

終わってからちょっとお喋りし、テキーラのショットをもらって退散。

運動のあとだけに大して飲んでないのにグダグダによっぱらい、ふらふらしてた。

さとやんとデニーズでちょいと飯。

汗をかいた事もあって塩ラーメンがやたらうまい。

_ スピーカー用買い物

さとやんと解散し、渋谷へ。

ビックカメラで新しいスピーカー用に光ケーブルを買い、続いて東急ハンズへ。

新しいスピーカーをテレビの前に配置する事にしたが、テレビの下が見切れてしまうので

テレビを持ち上げる事にした。

さとやんに相談したら、オーディオマニアがスピーカーを持ち上げるのに使っている

コルクのブロックの上に板を敷くのが良いのではないか、ということだった。

それは東急ハンズにあるそうなんで行ってみたが、店員に聞いてみたらコルクブロックは

しっくりするサイズのはみつからなかった。

ただし、強化された発泡スチロール製のブロックがあった。

コンクリートブロックと同じ形だが発泡スチロール製なんで軽く、500キロの加重に耐えるとか。

ちょうどいいんでそれを3つ買って、合板を1枚買って帰った。

ついでに本屋に寄って、「となりの801ちゃん」の3巻を購入。

読みつつ電車で帰宅。

自宅最寄り駅で降り、階段を下りてる最中に気がついた。

買ってきた発泡スチロールブロックと板、網棚に忘れた・・・

駅の人に聞いて問い合わせてもらったが、終点の長津田で数十分後に捜索してもらえるそうだ。

結果が出るまで待ってても仕方ないんで、見つかる前に長津田まで行ってしまう事にした。

到着して長津田駅の係の人に聞いたら、ありがたい事に届いていた。

そりゃまあ、こんな特殊なアイテム、持ち逃げする人も居ないだろう。

礼を言って引き返し、自宅に戻ってから設置してみた。

テレビが十数センチ底上げされ、見切れた部分が見えるようになって満足。

でも地震来たらヤバいかも。


2008-07-21 [長年日記]

_ ダーリンと飲み

ダーリンことプリンストレーナーこと、ジムのIトレーナーとうちで飲んだ。

午後5時、バイクで向ヶ丘遊園に迎えに行き、うちへご案内。

コンビニに寄り道し酒を買い込んで僕の部屋で飲み会スタート。

ジムの人間関係の話等をする。

会長の人柄について誉めてるのか貶してるのか微妙なトークをしたり、各トレーナーの

関係について話したり。

ジムはスタッフだけで十数人いるし、そこに150人以上の会員が居るんだからそりゃまあ

色んな人が居て、人間関係の面倒が発生しない方がおかしい。

それをこの程度で済ませてるのは会長の人柄だと思う。

新田ジムは去年は岳君、一昨年は黒田君を新人王にしていて、今年も古橋、片桐の両選手が

バンタム級でエントリーしていて今年も期待がかかる。

どちらにも勝って欲しいが、なんせ同じ階級なんで、勝ち進むと東日本決勝で当たってしまう。

実力的にはどちらも劣らず、それぞれに持ち味があるのでどちらが勝つかはわからないそうだ。

本当に勝ち進んだら決勝ではどちらを応援していいか悩むだろうなあ。

それでも勝ち進んで欲しいが。

旅行の話をしたが、ダーリンは海外に行った事がないそうだ。

今はサーチャージが死ぬほど高いんであまりいい時期とは言えないけど、原油高が収まったら

是非台湾辺りから行ってみればいいのに。

トルコの写真も見せたが、カッパドキアはやはりインパクトがあるようだ。

あそこのインパクトは破壊的だと思う。

マサトクさんからスピーカーを売ってもらったんでDVDをかけっぱなしにして

酒飲みながらダラダラした。

23時半にダーリンを駅に送った。

_ iPod touch

ファームウェアのバージョン2.0に対応したJailbreakがリリースされたんで

早速導入してみた。

まず、今までバージョン1.1.4を使っていたのでこれを2.0にアップデート。

iPhoneユーザーは無料でアップデートできるのに、iPod touchは1200円取られるのは

なんか癪だ。

続いてJailbreakツール(PwnageTool 2.0)を起動し、画面の指示に従って作業を進めたら

とりあえず出来てしまった。

ただ、いかんせんJailbreakされたばかりで、ソフトがろくに揃ってないのが難点。

iPhone OSは2.0になってAPIが大幅に変わったそうで、それまでのバージョン用に作られた

アプリケーションはほぼ動かないそうだ。

重宝してたツールも多いだけに切ない。

とりあえずテキストエディタが無いとどうにもならん。

App Storeにもそれっぽいのが見当たらないし。

んー、作るか、いっそ。

難しいもんじゃないし。

今までソフトのインストールにはInstallerというソフトを使ってたが、これがCydiaという

ソフトに変わっていた。

_ 我が青春のVirgin Radio

iPod touchにiPhone2.0のOSを導入したんで、App Storeから無料ソフトを

インストールしてみた。

どんな物があるか探していたら、Virgin Radioの文字を発見。

大昔、干支が一周するくらい昔、僕は1年間イギリスに居た。

親の好意で行かせてもらった語学留学だ。

おかげさまで英語もそこそこ話せるようになったし、何より視点が広くなって、

世界は日本だけじゃなく、色々な国で色々な人が、自分の知らない生活をしていると

知ったことは大きな収穫だった。

自分が将来親になるなら、自分の子供には同じ視点をもたせてあげたいと思うんだが、

それはさておき、当時現地でよく聞いていたのがVirgin Radioだった。

当時はスパイスガールズがヒットを飛ばしててWANNABEを歌ってたり、マカレナが

流行ってたり、今じゃ名前も思い出せない歌手が流行の歌を歌ってたりしていた。

そのVirgin RadioがiTunes Storeにあるのを見て思わずインストール。

さあ、俺の青春よ今一度!と思ったが、んー、なんか知らない言葉喋ってるんですが。

英語じゃない。

フランス語辺りか?

うう、期待してたのに・・・

まあ、PCで英語版聞けるからいいか。


2008-07-22 [長年日記]

_ 超眠い

なんだこりゃ。

限界を超える眠さに、机に突っ伏したら一瞬で意識が落ちた。

帰宅して服を脱いでベッドに寝ころがったらあっという間に数時間経過していた。

ちょいと寝不足か。

_ 買い物

週末の用事のために帰りにマルイに寄ってスラックスを購入。

欲しくて買う服じゃないんで切ない。

あと、サイズがヤバいんでダイエットしろ、自分。

_ iPhone

ひろゆきと夏野剛氏の対談で、ひろゆきがiPhoneを叩いていた。

電話として不便だから一ヶ月後には誰も使わなくなってる、今iPhoneを誉めてる人は

セカンドライフを誉めてた連中に被る、お前らホントに使って言ってるのか、

みたいな事を言っていた。

僕はiPod touchユーザーなんで電話としての出来は知らんけど(会社のOさんは

「別に問題ないですよ」と言ってたけど)、PDAとしては悪くない出来だと思うけどな。

現状でかなり楽しいけど、まだ未完成な部分も多いし、今後磨かれないとまずい部分もあるけど

(日本語入力は特に)、将来性も高いと思う。

というか、昔W-ZERO3を買って1ヶ月で飽きるどころか絶望したけど、iPod touchは

発売日に買って未だに楽しいし。

セカンドライフと一緒にするのはあんまりじゃないかなあ。

あれはそもそも誰も欲しがってなかった上に、試したらもっとゲンナリだった物を,

広告代理店が無理矢理流行らそうとしたけど誰も反応しなかったという物だ。

iPhoneはそもそも欲しがってる人が結構な数いて、問題が無いわけじゃないけど触ってみたら

非常に楽しくて良い物だったけど、その問題が致命的だった人には叩かれてるが、

幸せな人はとことん幸せだ。

問題があるのは一緒だけど、iPhoneの問題はファームウェア更新でどうにかなる物だし、

筋は悪くないと思うんだが。


2008-07-23 [長年日記]

_ 聖☆お兄さん

出社途中、本屋に寄り道して聖☆お兄さんの2巻を購入。

やっぱり面白いなあ。

キリストとブッダが世紀末に働きすぎたんで、立川のアパートでバカンスするという

人を食った話だ。

これ、日本だから冗談で済んでるけど、国によってはシャレにならないくらい

怒られるんだろうなあ。

あと、モハメットを出さなかったのはきわめて冷静な判断だったと思う。

_ マサトクさんと飲み

仕事後、神田のマサトクさんのオフィスへ、先日売ってもらったスピーカーの代金を

支払いついでに遊びにいった。

マサトクさんはヘルシーなペットフード会社の社長で、たしか半年〜1年くらい前に

今の場所にオフィスを構えてた。

遊びにいくのは初めてで、どんなオフィスか気になっていた。

手みやげにコンビニでビールを買っていく。

だいたいの場所はわかっていたんだけど看板等が見つからず、電話で聞いたら

小さな、エレベーターの無いビルの5階だった。

足腰を鍛えられそうなオフィスだ。

着いたら、他にマサトクさんから物を売ってもらった人と入れ違いで、

カートにでかい荷物を載せて帰るところだった。

オフィスは小さな部屋で、机は4つ、それぞれマサトクさん、Tさん、Nacky!さん、

いとーさんの机なんだそうだ。

マサトクさんとNacky!さんは仕事的にどういう関係かずっと不思議だったが、

ようするにオフィスをシェアしてるだけなんだそうだ。

はっきり言ってあまり広いとは言えないオフィスで、そこにマサトクさんの会社の

ドッグフードの在庫の段ボールが積んであったり、棚の上にフィギュアが飾ってあったりして

かなりカオスな印象。

スピーカーの支払いをし、手みやげのビールを飲みながら会議スペースで

旅の話なんかをした。

トルコの写真を見せてあげたら マサトクさんも行きたくなった模様。

会社が一段落着いたら是非。

今回、スピーカーを買うにあたって、最初はマサトクさんのサブウーファーだけ

安く売ってもらうつもりだった。

ところが売りに出されたリストを見てたらYSP-1000があり、前々から5.1chにしたかったんで

サブウーファーをキャンセルしてYSP-1000を売ってもらった。

しかし、サブウーファーもけっこう安い値段で出ていたし、今からでも購入するのは

手かもしれない。

悩みどころ。

物増やすの嫌だしなあ・・・

マサトクさんは相変わらずの読書家(を通り越して読書超人)っぷりで、買い込んでは

消化できてない本が厚さにして10メートルほどあるそうだ。

是非いつか図書館を設立していただきたい。

場所を変えて続きを飲みにいったが、やたら安いと評判の店と、お値段普通でけっこう

美味しい店のどちらがいいか聞かれた。

旅行とかで出費が激しいもんで、やたら安い方をお願いした。

マサトクさんのオフィスの道路を挟んで反対側にその店はあり、たしかにやたら安い。

ビール一杯300円って、コンビニで缶ビール買うのと変わらんし。

部屋の話なんかもした。

マサトクさんは熱海と鶴巻温泉にマンションを持っていて、通勤が面倒だから都内にも

一部屋借りていたのだが、今回都内の部屋を引き払い、鶴巻温泉を本拠地にする事にした。

それで色々な物が余って売りに出してくれたおかげで、僕もスピーカーが安く手に入って

助かってるわけだ。

いざ都落ちしてみると、昔は通勤とか絶対無理、とか思ってたのに午後出勤のおかげもあって

案外平気だったそうだ。

むしろいい読書タイムになるとか。

なるほど。

色々喋りながらビール2杯にサワー1杯、つまみを何品か頼んだが、会計でのけぞった。

二人で2,600円。

やすっ!

マサトクさんと解散し、半蔵門線に乗ろうと神保町へ歩き出したが、酔ってたらしく、

途中で盛大に道を間違えた。

まあ、だったら三越前から乗ればいいや、と思ったが、そこでも微妙に道を間違えたらしく、

駅が見つからない。

仕方ないんで結局大手町まで歩いてしまった。

まあ、運動不足だしいいか。

_ 地震

マサトクさんとテレビの地震対策について話した。

今回横長のでかいスピーカーを購入しテレビの前に置いて、スピーカーにテレビの下側が

隠されてしまうのを防ぐために、テレビの下にスチロール製のブロックと合板を敷いて

テレビを持ち上げたのだが、地震が起きたらと思うとかなり恐ろしい。

テレビ台の奥行きはスピーカーとテレビでギリギリなのでマージンは全然無いし、

テレビは重心が高くなって不安定になってる。

一回テレビ台を無理矢理揺らしたら意外と安定していたが、それでもかなり怖いし、

早いところ地震対策をしなければ、と思ってたら来ましたよ、地震。

ちょうど電車に乗ってたんで気がつかなかったけれど、震度3くらいだったようだ。

幸いにも被害は無かったが、本当に早く対策せねば。


2008-07-24 [長年日記]

_ 仕事

8月2週目からスタート予定の次のプロジェクトで僕はC#でGUIを書くんだが、

どう考えても僕一人でこなせる量じゃない。

とにかく画面数が多すぎる。

人をアサインしてもらうようお願いしてあったのだが、そこで出した希望は

「C#が書ける若くて可愛い女の子」というものだったが、C#が書ける人は少ないんで

「Javaが書ける若くて可愛い女の子でも可」とお願いした。

まあ、若くて可愛い云々は冗談なんで通るとは思ってなかったけど、まさか

20代後半でC#も書けなければJavaも書けず、女の子ですらないデザイナーのKさんを

アサインされるとは意表を突き過ぎですってば。

「大丈夫、Kさんまつげ長いし。可愛い可愛い」

とはSさんの談。

無茶言いますな。

まあ、Kさんには前々から

「プログラミングの技術を付けて、エンジニアのチームでもやれるようにしたら

絶対有利ですよ」

と言ってたんで、Kさん的にはチャンスかもしれない。

とはいえまさか自分が教えることになるとは思わなかった。

せっかくのチャンスを潰しちゃいけないし、プレッシャーだ。

KさんはActionScriptは書けるそうで、まったくの素人というわけでもないようだし、

とりあえず一冊本を読んで勉強してもらえば何とかなるか。

帰りに一緒にヨドバシカメラに寄って、出来る限り簡単そうな本を購入した。

フレームワークなんかは既にかなり出来上がっていて、基本文法さえ理解してれば

なんとかなるはずだろう。

あとは、Formクラスのデザイン丸投げして、僕が苦手なテストを手伝ってもらえば

十分戦力にはなるか。


2008-07-25 [長年日記]

_ iPhone買っちゃった

その内様子を見て買うつもりではいたんだけど、ついOさんとMさんに

そそのかされてiPhoneを購入してしまった。

俺ってやつぁ・・・

今日が入荷予定だったそうで、昼休みに様子を見に行くつもりで電気屋に行って、

そのままうまーく乗せられた。

まあいいや。

どうせその内買うつもりだったし。

こうなると今までのiPod touchが不要になるんだけど、試しに前々から欲しがってた

会社のNさんに聞いたらあっさり取引が成立してしまった。

トントン拍子すぎて陰謀を感じる。

会社で速攻でJailbreakした。

touchで一回やってるんで楽勝。

ターミナルや小物ゲームを突っ込んだ。

基本的にiPhoneもtouchも大差ないけど、どこでもネットに繋がるのは素晴らしいな。

_ 9-1

というソフトをiPhoneにインストールしてみたんだが、素晴らしすぎる。

AR技術というのがあって、ヘッドマウントディスプレイなんかを使って現実の視界に

コンピューターによる情報をCGで被せて表示する技術で、ダメ人間用に砕いて言えば

スカウターとか電脳コイルなんだが、9-1は音のARだ。

ついついスキップすれば街があのゲームの世界に。

iPhone、iPod tocuhを持ってる人は是非インストールするべき。

_ 帰りに

僕をいい感じにそそのかしてくれたOさんとヨドバシカメラへ。

iPhoneのケースを買いにいった。

今まで、touch用にレイ・アウトの革製ケースを使っていた。

前面をぱたっと閉じる事が出来て、カラビナが付いていてベルトループに

引っ掛けられるのが気に入っていたんで、またこのメーカーのを買おうと考えていた。

ところが評価を調べてみると、レイ・アウトのiPhone用ケースはめっぽう評判が悪い。

造りが悪いとか、横のボタンが押しづらいとか。

Oさんは別のメーカーのケースを使ってるのだが、これは高いのと(7000円は高い)

前面にカバーが無いのが気に入らない。

悩んだが、その内満足するのが出るだろうと見込んで1480円の安いシリコンケースを

購入した。

この値段なら本当に気に入ったのが出たときに買い替えられる。

購入後、Oさんとリンガーハットで晩飯。

さっそくケースにiPhoneを入れてみた。

前面に張る透明シートが付属してきたが、これがかなり面倒な代物だった。

さんざんiPhoneを拭いて奇麗にしたつもりだが、いざシートを貼付けると小さなホコリが

紛れ込んでいて、そこに気泡が出来てしまう。

張ったりはがしたりを繰り返したがうまくいかず、一回諦めた。

Oさんのアドバイスを聞いて、家でやり直す事にした。

飯を食いながら話す。

Oさんは某D社に居たのだが、そうとう辛かったらしい。

周りが精神病患者だらけでストレスを受け、自分もおかしくなってしばらく入院

してしまったとか。

同僚の噂は聞いてたが、本当にそうなんだなあ。

レベルの高い精神病患者は周りに感染するからたちが悪い。

今の職場は時々文句を言いたくなる事もあるけど、おおむねいい雰囲気なんで助かる。

_ アニメ版鉄腕バーディ

夜中にテレビを付けたらやってたけど、ビックリするほどゆうきまさみの絵柄が

残ってないのが凄い。

まんが版を三日くらい漂白剤に付けてからパステルカラーで着色したような絵だ。

話もそんな感じだな。


2008-07-26 [長年日記]

_ iPhone

1日使ってみたが、これは大きな可能性を秘めた未完成品だな。

圧倒的に素敵なUIなのに、ブラウザの安定性と日本語入力がダメすぎる。

ブラウザは素晴らしい使い勝手で、これと比べると日本製携帯のフルブラウザなんて

ウンコみたいなもんだが、とにかく不安定でしょっちゅう落ちる。

日本語入力はしばらく使ってると致命的に遅くなって使うのを諦める。

それでも素晴らしい魅力があるんで、僕は買った事自体はまったく後悔していない。

ブラウザはどうかしらないけど、日本語入力に関しては次のファームウェアアップデートでは

直ってるだろ、どう考えたって。

_ 任天堂が対抗してゲーム付き携帯作らんかな。

楽しそうなんだけど。


2008-07-29 [長年日記]

_ 任天堂がマジコン業者を提訴

いいぞもっとやれ。

というか、もっと早くやった方がよかったんでは。

色々事情があるそうで、例えば法的にグレーだったり(まっとうな使い方もできる)、

訴訟を起こす事で逆に宣伝になってしまいユーザーが増える事を懸念したという話も

あるようだ。

そこら辺の事情もわかるんだけど、それでもさっさと訴えて欲しかった。

正直言って、本当に許し難い。

クリエーターをなめるのも大概にしろ、この寄生虫め、と思う。

で、対照的なのが地デジのコピーフリー化技術。

僕の感覚は、地デジのコピーワンスだのダビング10だとかの制限がひどく不当で

鬱陶しい物に感じる。

MonsterTV HDUSというチューナーがドライバをいじれば改造無しでコピー可能に

なるそうだが、思わず帰りに秋葉原に行って買ってしまおうかと思ったし、そのことに

罪の意識は欠片も感じなかった(でもそもそもテレビ見ないし、仕事が忙しいんでやめた)。

_ 仕事

昨日の晩に発生したトラブルで何名かに相談。

Yahoo UIのダイアログ上にJavaアプレットを設置したら、描画されないという問題だった。

アプレットが表示されるべき場所に背景色がべったり描画されてしまう。

Yさんのアドバイスで、ダイアログが表示されてからDOMにアプレットを追加したらどうか、

という案を試したらあっさり解決。

さすが。

アプレットの通信機能だのなんだのをガリガリ作り込んで、そこそこきちんと動くところまで

仕上げたら22時を回っていた。

Cさんとこの業界のダメな会社について話してたら盛り上がってしまい、23時半に会社を出た。

疲れた。

_ iPhoneでJava

JailbreakしたらJavaがある事に驚かされた。

JamVMという環境だ。

クラスパスを調べたら、GNUのclasspathを使っていた。

jarの中身を覗いたらSwingがあったんで、試しにコードを書いて動くか調べたら、

残念ながら動かなかった。

どうやら実装されてないらしい。

_ 7/28

イスタンブールでテロ

爆弾事件があり、100人以上の被害者が出たそうだ。

なんて残念な。

しかし、ニアミスと言えばニアミスなんで(2週間開いてるし、イスタンブールでも

行ってないエリアではあるんで強引だが)、ぞっとする。


2008-07-30 [長年日記]

_ ボクシングタイトルマッチ

実はまだ試合自体を見れてなくて、間が悪い事にバ亀田の乱入だけ見てしまった。

死ぬほど気分悪い。

ボクサーは最大でも12ラウンド、たったの36分のためにそれまで数ヶ月をかけて

僕ら一般人なら当たり前に得られる物を捨てて、コンディションを作り込む。

そして世界戦に挑むためには何年も何年も時間をかけて自分を鍛え続ける。

そして戦い、勝ち、負ける。

だからこそ、リングの上の時間は彼らのためだけの物であり、勝てばその栄光は

勝者だけの物であり、負ければその屈辱は敗者だけの物だ。

なのになんだ、あのクソ亀は。

八百長ばっかりやってたからボクサーの大事な物すら理解できてないんだろ。

リングサイドから怒号の帰れコールがわき上がってたが、当然だ。

僕は、これをTBSの仕込みだと判断した。

内藤対亀2戦の時のように視聴率を稼いで一儲けをまた狙ってるんだろう、と思った。

生まれて初めてテレビ局に抗議の電話をかけた。

何度かけても話し中で、繋がっても出ない。

やっと繋がって、30回鳴らしたらやっと出た。

亀田が勝手にやった事だと言っていたが、どうだか。

普通は無関係な人間が勝手にリングに上がろうとすれば、まず間違いなく

警備員に止められる。

それが許されたってことは、仕込みなんだろ?

かつてボクシングをこれだけ冒涜したテレビ局は他に無かったし、とても信用できない。

まだ亀田を担ぐつもりか聞いたら協議中だとさ。

もう、切れよ。

僕はもうテレビ自体を見限ってるけど、あんな偽物担いでたら今テレビを見てる

連中にも見限られるぞ。

亀田ジム設立に協力してる渡辺ジムの掲示板にも抗議。

考え直して欲しい。

明日はJBCにも抗議したい。

_ 昼飯

iPhone仲間のOさんとTさんとで某スパゲッティ屋へ。

少々遠かった。

初めて行ったが、なかなかナイスな店だった。

カウンターのみで、日本人好みの和風パスタが売りだが、これは和風パスタというより、

日曜日の昼飯に母ちゃんが有り合わせの材料で作ってくれるようなパスタだ。

醤油味で小松菜が刻んである。

麺もアルデンテとはまったく言いがたい、昔ながらの茹でかげん。

なんかもの凄く懐かしい気持ちにさせられてしまった。

これはいいわ。

_ 脱獄

頼まれて、TさんのiPhoneをJailbreakしてあげた。

せっかくだから起動ロゴを変えましょうよ、と提案。

ネットで拾った任天堂マークを勧めたんだけど断られ、代わりにソニーエリクソンの

ロゴでお願いされた。

興味津々でやってみたら、これが実にいいあんばいで、かなり違和感無くて感動。

本当はふざけて全然関係ない企業のマークにしたかったんだけど(ペヤングとか)、

やらないで良かった。

_ 仕事

KさんからC#の多重配列とジャグ配列について質問された。

そもそもジャグ配列って何の事か知らなかったんだけど、配列の配列で、

各配列の要素数が違うものをジャグ配列と呼ぶそうだ。

知らなかった・・・

これを多重配列とどう使い分けるのかを聞かれた。

どっちも実体は同じ物なんだけど、多重配列は要素数が固定になる代わりに

1行で子配列の初期化まで済ませられるってもんか。

そう考えると多重配列は構文糖の一種とも考えられるかもしれない。

ジャグ配列が実際に使われるシーンを聞かれたけど、あんまり無いな。

たまにはあるかもしれないけど、子要素の配列の代わりに何かのクラスのインスタンスを

使う方が多いし。

_ ジム

疲れが溜まっていたので、仕事を少し早めに抜けさせてもらった。

さっさと帰って寝ようかと思っていたけど、ジムに寄っていって4日の試合の

チケットを買ってくる事にした。

4日は空手部長が一緒に行くのだけど、僕は最初から見られるかわからないので、

早くチケットを受け取って空手部長に渡しておこうと思っていた。

いざ到着したら、カーテンが閉まっていて、奥の方に明かりが付いてるだけで

Kこさんがテレビでボクシング中継を見ていた。

最終水曜日なんでジムが休みなのをすっかり忘れていた。

Kこさんが居てくれなかったら無駄足だった。

テレビのボクシング、ボクシングの結果を聞いたら坂田が判定勝ち、内藤が逆転

KO勝ちだったそうだ。

新田ジムは、会長が現役時代に金子ジムの選手だったということもあり、心情的に

内藤よりも相手の清水を応援していた。

いい試合だったそうで、8ラウンドまではスピードで上回る清水が内藤にポイントで

勝っていたが、パンチ一発で勝負がひっくり返ってKO負けしまったそうだ。

実際、試合後の清水の顔はあまり殴られた跡も無く、奇麗な物だった。

そして、勝利者インタビューで亀田の乱入があった。

Kこさんが「なんでこいつが出てくるの」と言っていたがまったくその通りだと思う。

瞬間的にTBSの仕込みだと判断した。

内藤と試合が内定したとかか?

気分が悪い。

その後しばらく話して、最終バスで帰宅した。


2008-07-31 [長年日記]

_ ボクシングの件

朝、駅の売店のスポーツ新聞で「大晦日 内藤vs亀田」みたいな見出しが見えた。

スポーツ新聞の先走りで、そんな試合は行われないと思いたい。

もしもやるなら、むしろ内藤が嫌いになりそう。

あのふざけた乱入を内藤が承認したようなものだし。

恐らく、亀田ジムは設立承認が下りず、大晦日に試合なんて出来ないだろう。

後見役の渡辺ジム会長には抗議が殺到しているし、亀田ジム設立に比較的好意的だった

JBCも考えを改めるはず。

というか、そうじゃなかったらボクシング見るのやめるよ。

_ TBS

宮田ジム会長が、亀田の乱入はTBS主体の演出とあっさり言い放った。

あー、俺嘘言われたんだー

電話口でTBS社員に、乱入は亀田が勝手にやったってはっきりと言われたのにねー

卑怯だねー

TBSなんてねつ造繰り返して坂本弁護士一家を死に追いやった放送局だもんねー

そりゃ平気で嘘もつくよねー

テレビで嘘言われるのもむかつくけど、口頭で嘘つかれるとひと味違うねー

俺、TBSの言う事なんて一生信用しないわー

どーせネットがこれだけ盛り上がってテレビがこれだけ盛り下がってる今日この頃だから

あと10年もあれば見るかげなく落ちぶれると思ってるけど、早くTBSが落ちぶれて

僕に殊勝な口ぶりで嘘を言い放ったバカ社員含めあの会社の卑怯者どもが路頭に迷うのを

見たいなー

_ あと、

内藤大助にがっかりした。

そりゃ彼はプロで、ボクシング界が盛り上がることを願う気持ちはわかるけど、

亀田の猿芝居を利用するのはどうなの?

で、それをよしとしたボクシング業界にもがっかり。

あんな三文芝居でいいのか。

宮田ジムがこのことを知ってたという事は、当然金子ジムも知ってたわけだよね?

清水選手が勝った場合、彼が挑戦を受ける立場だったわけだし。

会長の古巣とはいえ、程度が低くてがっかりだ。

僕がボクシングを見てて魅了されるのは、ハイレベルな技の応酬と、選手達の命がけの

意地のぶつかり合いだ。

作り物が見たければ最初から映画館に行くっての。

あー、がっかり。

_ ファンタシースターポータブル

買ってみた。

モンハンばっかりやってる自分にうんざりして、変化付けたかったし。

とりあえずまだ始めたばっかだが、これは買わなくてもいいゲームっぽい。

なんというか、すんごい凡作。

もの凄く酷いわけじゃないけれど、誉められる場所は全然無い。

変化に乏しいマップをひたすら走って、やる気の無い雑魚を適当にピシパシ攻撃して

最後に危機感を感じさせてくれないボスをいい加減に攻撃したら終了っていったい・・・

モンハンほどのアクション要素は無くて、連打してれば普通に進めるんでやる気が出ない。

モンハンは作業ゲーだと嫌う人がいるが、こっちの方が作業だ。

流れに波が全く無いんで、盛り上がり様が無い。

素人が作ったシューティングゲームみたいだ。

昔やったファンタシースターオンライン(PSO)はもっとドキドキさせてくれたんで

期待していたんだが、全然ドキドキできない。

あと、ストーリーがうざい。

アニメっぽいキャラクターにげんなり。

話も陳腐だ。

このストーリーで喜べるのは良くて高校生までだ。

この年になると陳腐な話じゃ退屈なだけだ。

まだ序盤だけど、既にお腹いっぱい感がある。

これは早めに売り抜けた方が良さそうだ。

_ ソウルキャリバー4

こっちを買っておけば良かった。

しかし夜にはXbox360版はどこでも売り切れで、入手不可能だった

(PS3版は山ほど残ってたけど)。

ネット対戦の評価を聞いてから買おうと思ってたが、評価を見るべきはファンタシースター

だったとは。

大失敗。

_ Hさんと飯

仕事後、新宿駅西口のトルコ料理屋で一緒に晩飯。

退社直前にバグが出て、遅れてしまった。

合流して店へ。

トルコで食べたようなのがまた食べてみたかった。

ビルの3階に店はあった。

僕がトルコで食べてきたのとはなんか違うけど、けっこううまかった。

パン、ほうれん草とヨーグルトのサラダのようなもの、羊肉の煮込み、卵ピザを頼んだが

どれも味は華やかではないけれど美味しかった。

でもなー、食べたかったのは僕がトルコで食べた味なんで、ちょっと納得いかない。