トップ «前の日記(2004-08-23) 最新 次の日記(2004-08-26)» 編集

jFD開発したりしなかったり日誌

2004|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|
2004年
8月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

2004-08-25 [長年日記]

_ ライブ

O君がライブをやるというので見に行ってきた。

仕事が終わると同時にトイレで着替えて御徒町のライブハウスへ。

N氏と待ち合わせて店内へ突撃。

5組のバンドが出たのだが、順番にうまくなっていったように思う。

というか、最初のほう酷すぎ。

一組目はフォークギターのお兄ちゃんなのだが、ため息が出た。

歌詞がまるで中学生が背伸びしたみたいな青臭さで、ひねりも何も

あったもんじゃない。

人生の辛酸だとか泥水だとかをすすってみてからやり直していただきたい。

で、さらにまずいのがMCの下手ッぷりで、あまりに自信なさげで

つまらない演奏がさらにつまらなく感じる。

せめて開き直れ。

二組目は打ち込みの伴奏で一人で歌ってるお姉ちゃんだが、これもきつい。

一曲目、テンポの速い伴奏と歌が絶妙にずれていて、ハーモニーにならない。

さらに声が大きくなると音程までずれてきて、オラなんだかわくわくしてきたぞ。

ここまで半分寝てた。

3組目からまともになって、ボーカル、ドラム、ギターの3人バンド。

坊主頭のギターのお兄さんが妙にかっこよかった。

4組目は多分プロ。

明らかにうまい。

終わったら人がぞろぞろ帰っていくのでドキドキした。

5組目がO君のバンドで、ボーカル、キーボード、ギター、ベース、ドラム、

そして面白いことにバイオリンがいる大所帯バンドだった。

O君はキーボードで、ボーカルのお姉さんは妹さんだそうだ。

可愛らしい妹さんで、はにかみながらMCをやってるのを見て

「可愛いねー、O君(かなり図々しい性格)の妹とは思えないねー」

と話してた。

O君かなりロケンロールな性格なのでそういうのかと思ったら、

とてもしっとりした曲調だった。

ベースのボリュームが大きすぎて、キーボードとヴァイオリンの音が

よく聞こえなくなるのがちょっと気になった。

メロディラインなんだからもうちょっと強調した方がええんでないかな。

_ jFD2

振る舞いの実装でまた悩み中。

振る舞いはFileFishのファイル操作クラスの拡張として実装されるのだが、

FileFishの思想をそのまま持ち込むのが正しいと言い切れなくなってきた。

FileFishのファイル操作は、試行錯誤の結果、ちょっと複雑な造りになっている。

準備メソッド(prepare)と実行メソッド(execute)を持ち、準備メソッドで

子操作も初期化して(prepareも呼ぶ)操作のツリーを作り上げ、

実行メソッドで用意された操作を一気に実行する、という造りになっている。

これは全作業量(コピーなら全ファイルサイズとか)を最初に計算出来るので

経過情報が整理できていいのだが、jFDの振る舞いにまでこれを使うのは

ちょっとやりすぎっぽい。

jFD2ではユーザーがスクリプトを書いて(Javaで書いてもいいけど)、

お手軽にコマンドを追加できるようにしようと思っているのだけれど、

スクリプトで書くにはこの思想は複雑すぎる。

FileFishのファイル操作はユーザーがお手軽に追加するようなものじゃないから、

構造の正しさのためにわかりやすさを多少削ってるが、スクリプトでそれは

やりすぎだ。

そのくらいなら1メソッドにだーっと書いちゃったほうがいい。

さてどうしようか。

_ ↑こういうのを書くのは

自分の問題を言葉に直すことで整理しているのもあります。

おもちゃのアヒル法の一種です。

[Dave] Thomasは「おもちゃのアヒル法」という手段もあると言った。
「なんでうまくいくのかは知らない。だけどうまくいくんだ。
 まずモニタの上におもちゃのアヒルを置くだろ?
 そのあと何かに行き詰ったとする。
 そしたら、コードが何を実行するのか声に出してそのアヒルに説明するんだ。」
すると説明が終わらないうちに、もう解決策が見つかっているという寸法だ。
きっと自分の額を打ち、丁寧にアヒルに礼を言うようになる、と彼は漠然と笑って言った。 

_ わからない人は読みとばしてください。

ユーザーにとっちゃ実装なんてどうでもいいことだし。