jFD開発したりしなかったり日誌
2006-07-08 [長年日記]
_ 土曜日
素面で仕事。
ろくでもない仕事の仕様を頭の中で検討しつつ、部屋の掃除をする。
確信は無かったが、
「この仕様はやばい」
という予感があった。
ここ数日、客と電話でやいのやいのと言い合っていたが、説得できて
いなかった。
こういう設計にしたほうが絶対に全うな動作をする、という確信はあるが、
客の言うバカ正直実装だと何が問題になるのか、予感はあるけれど
正体が見えず、説得しきれず歯がゆくてイライラしていた。
部屋を片付けながら考えていたが、その正体が判明した。
ああ、やっぱり仕様がおかしいよ。
詳しくは書けないけど、ある機能が客の求めてる通り動かなくなる。
客先に電話をかけ、
「これこれこういう問題が発生しますけどいいですか?
これからバイクで出社するんで、結論でたら一時間後に会社に
電話してください」
と伝えた。
で、バイクを飛ばして都内を行く。
はっきりしない天気。
会社についてしばらくしたら電話。
話し合う。
最初、やっぱりきちんと理解してもらえてなかった。
「そちらの仰るとおりに実装することは出来ますが、その場合、
仕様書○ページの○番と○番と○番の機能は実質的に役立たずに
なりますけどよろしいですか?
後で直す場合、期限には必ず間に合わなくなりますよ。」
と言ったらやっと理解してくれた。
30分後、電話がかかってきて、
「電話で話しても埒が明かないので、これからお邪魔していいですか?」
だそうで、了解した。
あちらさんの求める物を説明してもらい、どうすればいいのかをまとめた。
概ねまとまったが、何だかなあ、と思う。
そもそも求められていた仕様は、やたらと汎用性重視でその点には共感できる。
しかしその実現方法で無闇に面倒な方法を取っていたり、一番面倒な部分は
仕様書に書いてなかったり、むしろ外注するんだからアレもコレも入れちゃおうぜー、
みたいな感じがして無闇にくたびれる。
客が帰ってからしばらく仕事をしたが、疲れに耐えられず、床に社長の私物の
ヨガマットを敷いて、技術書を枕にしてしばらく横になった。
あっという間に眠ってしまったが、しばらくして電話が鳴ったので跳ね起きた。
が、その瞬間に貧血を起こし、電話に出ながら倒れそうになった。
もうひっどい。
W君から電話が入っていたのに気が付いてかけなおした。
近くに居るようなので、一緒に晩飯へ。
ヨドバシカメラのビルの最上階のインド料理屋でカレーセットを食べる。
ナン食べ放題だそうだが、そんなに食えないってば。
W君は終電で帰っていったが、その後1時間くらい仕事して帰宅。
この時間なので早く帰れるかな、と思ったが、道路工事で渋滞してた。
うーん。