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jFD開発したりしなかったり日誌

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2008-01-21 [長年日記]

_ ARすげー!

『攻殻機動隊』『電脳メガネ』どころではない拡張現実感技術の現在

Virtual Reality(VR)ではなくAugumented Reality、拡張現実だそうだ。

PCにカメラで取り込んだ映像にリアルタイムでCGを合成し、まるで現実にCGの物体が

存在するような映像になっている。

奈良の綺麗な庭園にダースベーダーとストームトルーパーを合成し、庭園の上で

戦わせる映像はショックだった。

池の水面にCGを重ねて、水面がボッコリ沈み込むのは世界が捻じ曲がるような衝撃だ。

すごい。

現実とCGの境目がぼやけてびっくりする。

技術的には、カメラからの映像から特徴点を抽出し、3D空間にマッピングすることで

映像からカメラの座標を割り出せるようにして、映るべきところにCGを合成してるようだが、

言うは易し行うは悪夢で、こんなもんどうやったら作れるか想像も付かん。

昔、Virtual Realityにかなり心惹かれていた時期があった。

CGの世界を現実のように体験できるというのはかなり夢が広がったのだが、

現実になったのはつまらない、2Dより不便でゲームよりも見栄えのしない3Dショッピングモールとかばかりで

段々興味を失ってしまった。

だが、この映像を見たらVRに感じていたような熱意が一瞬で燃え上がった。

もしも実用的な透過型ヘッドマウントディスプレイが出来れば、ドラゴンボールのスカウターや

電脳コイルのメガネみたいなのが本当に出来る。

CGによって現実の視界に情報を追加してもいいし、現実を改変するのも面白い。

これは研究してみたい。

残念ながら数学的な素養が無いので僕には基礎研究はお手伝い出来ないが、この技術のライブラリが

出てきたらぜひ活用して何かを作ってみたい。

うはー、夢がひろがりんぐ。

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