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2008-05-17 [長年日記]

_ 葬儀

亡くなった大学の部活の後輩、Mの葬儀へ。

バカバカしいほどの快晴。

昨日買ってきた新しい革靴と黒い靴下、弟の結婚式以来の礼服に数年ぶりの黒ネクタイを締め

駅へ向かう。

電車を乗り継ぎ八王子へ向かう。

分倍河原で降りたところで、車内に携帯を落としたことに気がついたが、もう時間がないんで

とりあえず後にする。

どうせ終点で回収されるだろ。

葬儀が13時からで、その15分前に駅に着いた。

そこから徒歩8分で到着のはずなんだが、妙に時間がかかって僅かに13時を回って到着。

葬儀場の外まで参列者が並んでいたのでそれに加わる。

Mは一年後輩だが、一年浪人して入学したので僕と同い年で、同じアパートに住んでいた。

快活な性格で僕みたいな不健康なのと比べるとよっぽど長生きしそうだった。

遺影は彼の結婚式の写真だろうか。

ちょっとワイルドな、でもけっこうきちんと手入れされたあご髭が昔を思い起こさせる。

学年が違うので社会人になってから会ったのは数回だけだが、数年前に先輩の結婚式で

会ったときに、結婚したと聞いた。

奥さんと子供を残して亡くなるとは、さぞや無念だろう。

しばらくして読経が終わり、棺が開かれ最後のお別れとなり、花を添えた。

詳細は知らないが事故死だそうで、目の周りに大きな痣があった。

棺にはジーンズと茶色の革の半袖ジャケットと白いシャツが納められていた。

彼のお気に入りだったのだろう。

きっとよく似合っただろう。

花を添えて手を合わせる。

その場を離れたら声をかけられた。

同級生だったMYだった。

髪の毛がずいぶん短くなってすっきりしてた。

小声で「信じられないよな」と話す。

出棺し、遺族が霊柩車とマイクロバスで火葬場へ移動したのを見送って場を離れた。

MYは彼女さんと車で来てるそうだ。

一人で電車だったら軽く一杯付き合ってもらいたかったんだが。

駅まで乗せてってもらうことになったが、よく考えたら昼飯がまだなんで、

せっかくだから一緒に食べていくことにして街道沿いのファミレスっぽいパスタ屋に入った。

旅行の話なんかをした。

MYと彼女さんは8月にアメリカに行くそうなんで、僕が行ったエジプトやタイでの出来事を

話してあげたらけっこう受けてた。

気がつくと外は大雨になっていた。

あんなに晴れていたのに。

葬儀の最中だけでも晴れていたのは、僅かばかりの救いなのか。

MYたちは長野の実家に帰るそうなんで、駅まで送ってもらい解散。

途中、JRの駅で忘れ物の携帯について聞いたら立川で回収されていた。

取りにいってから帰宅。

とりあえず酒を飲んだ。

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