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jFD開発したりしなかったり日誌

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2004-06-23 [長年日記]

_ 氷結ビール

帰りに缶ビールを一本買ったのだが、冷えてなかったので

冷凍庫に突っ込んだきり存在を忘れて塊魂をやっていた。

思い出して取り出したら冷え冷え。

開けたらものすごい勢いで噴き出した。

あわあわ言いながら飲んだが、それ以外の部分はシャーベット状に

凍っていて、中身が出てこなかった。

アルコールは不凍液になるくらいだから凍らないかと思ったんだけど、

5%くらいじゃダメなのね。

大きいグラスに逆さまにして缶を突っ込んでおいて、溶けて出てくるのを

待っていたが、後になるほどアルコールが薄く感じられた。

水分だけ凍っちゃって膨張して、凍らなかったアルコールが先に噴き出したのかな。

今日はちょっと利口になった気分です。

_ 最近思うが、

偶然動いてるシステムが多すぎる。

たとえばボーリングでストライクを出す、という用件があったとして、

「ちょっと左寄っちゃったからもう少し右に寄せて、

スピンを強くしてうんたらかんたら」

みたいなやり方では確実性は望めないし、筋肉がへたったらそれで

調整は崩れてしまう。

「気温21度っ!

湿度38%っ!

1時半の方向から風速1メートルっ!

レーンの素材は1969年もののカナダ産樫材っ!

ワックス厚0.08ミリっ!

以上により絶対の確信を持って秒速1.9メートル、入射角12度、

0.85スピン毎秒でボールを放てば99.98%の確率を持ってストライクは確実っ!」

くらい絶対的確信を持って動いてほしいし、システム屋としてはむしろ

レーンの入り口からピンまでレールを敷いて、それに乗せればおサルが

投げてもストライクが出るくらいの確実性が本来のシステムってものだと思う。

ところがまあ、なんというか動いてるのが奇跡みたいなシステム多いこと。

「この機能はまだ使われてないんで偶然動いていた」

「こういうパラメータはたまたま指定されていなかったので動いていた」

みたいなのばっかりだ。

人間が作ってるんだから100%確実は無理としても、せめて動いてるのが必然と思えるシステム

作りたいよなあ・・・