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jFD開発したりしなかったり日誌

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2007-04-05 [長年日記]

_ おーい

昼休みに金を下ろしに行ったのだが、残金を確認して

「んー?」

と唸った。

僕の給料は月末に出るのだが、確か前回下ろしたときと変わってない。

空手部長に確認して、

「どーも振り込まれてないっぽいんですが確認してください」

とお願いしたら、事務手続きのミスで振り込まれてなかったのが判明した。

それなり真面目に貯金してるんで干上がる心配は無いけど勘弁してくだされ。

_ 有楽町ビックカメラ

銀座に行く用事があったので、ついでに有楽町のビックカメラを覗いてみた。

まず、元はソフマップだった方の店舗に入ってみたのだが、東芝の37インチ液晶テレビが

展示品で127000円という値段で売っていて、ちょっとぐらりと来た。

37インチでこの値段はすごい。

しばらく前から大型液晶テレビが欲しかったんだが、そろそろ頃合か?

次に大きい方の店舗を覗いた。

アップルショップというのが開いたそうなので見てみたかったが、

んー?

これ、前のMacコーナーと何にも変わってないような気がするんだけど気のせい?

特に見るべきものは無かったので帰宅。

_ ParallelsとBootCamp

現在両方使ってるわけだが、Parallelsの方が価値があるソフトだと思う。

BootCampは良くも悪くも素のPCで、その上で動いてるWindowsは普通のWindows以下でも以上でもない。

その点、ParallelsはMacと同時に使えて両方のソフトが同時に使えるし、複数の仮想マシンを同時に動かしたり、

仮想マシンをバックアップすることで簡単に環境が復旧したりできるので、利便性で明らかにBootCampを

超えている。

その分性能が犠牲になっているわけだが、ゲーム以外の用途ではほとんど問題にならないレベルだ。

なのに僕はBootCampがメインになっていて、今のところParallelsは友達に見せびらかす用途でしか使ってない。

勿体無いが、環境作る時間が無いんだよな・・・

_ CrossOver Mac

BootCampとParallelsでMacからWindowsを使う方法は確立されたが、ここ最近

第三勢力が台頭してきた。

WineをベースにしたCrossOver Macというやつだ。

Wineはエミュレータではなく、UNIXに移植されたWIN32APIだ。

BootCampやParallelsと違ってOS全体がインストールされる必要は無く

ハードディスクを大量に消費することも無いし、エミュレータじゃないので動作も軽いし

いい事尽くめなような気がするが、僕はこれにあんまり期待していない。

最初に断っておくと、僕はCrossOver Macをまだ全く試してなく、偏見だけでこの日記を書いてる。

もしかしたら現状では状況が変わってるかもしれないが、少なくとも僕が試したことのあるころの

Wineはガッカリな出来だった。

実装が未公開のWIN32APIを移植しようとしてるのでどうしてもWindowsと動作が微妙に異なり、

ソフトが無事動いたら喜ぶほどで、

「おーい、UNIX上でWindowsアプリ動いたよー」

と友達に見せて、しばらく遊んだら飽きて消す、くらいの実用性しかなかった。

その時点で開発開始から5年以上たっていたはずなので、これじゃこの後何年かかっても

実用レベルまではいかないだろう、と思っていた。

今でも全部のアプリが確実に動くという状況ではなく、動く動かないは運試し的な様子なので、

今のところ僕はこれを導入しようという気にはなれない。

万が一Microsoftがこれにコミットしてくれれば状況も変わるだろうが、無いだろ、絶対。

_ ちょっと昔語りしてみる

僕とPC-UNIXの関わりなんかをジジイっぽく語ってみようと思う。

僕がこの業界に入ったのはWindowsが95の時代だった。

JDKが1.1.5くらいで、同僚が

「最近JDKでかいよねー、7メガもあるよ」

と言ってたのが懐かしい。

そのころはUNIXで有名な某社にいて、当時使ってたVAIOの不安定なのと比べると

会社のワークステーションが安定すること岩の如しなことに感心していた。

Windows95は使えば使うほど不安定になり一日に何回も再起動していたが、UNIXは何ヶ月でも

涼しい顔で動いていて、

「Windowsもこれくらい安定してりゃいいのに」

と思っていた。

Windows98の時代になった頃にはLinuxがブレイクしかかっていて、Windowsの不安定さに辟易し、

ついでにあたらし物好きだった僕は4GBしかない内蔵ハードディスクから貴重な1GBを割いて

インストールしていた。

当時のLinuxは、カーネルは安定してるがGUIがいまいちだった。

Xごとスコンと落っこちて、でもカーネルは無傷なのでコマンドラインが無機質に表示されてる

なんてことがしょっちゅうあったが、それでもWindows98に比べれば100倍安定していたので、

正直言うと使い勝手がイマイチなアプリケーションでも喜んで使っていた。

当時はWineにも期待していて、これが完成すれば安定したUNIX上でWindowsのアプリが使える、

と期待していた(が、数年後に期待はずれだったことに気がついた)。

それなりに快適な環境が作れるようになって、

「これなら何かの間違いでこの世からWindowsが消滅してもやってける」

と思っていたが、それもWindows2000が出るまでだった。

98の入っていたパーティションに2000を導入してしばらく使っていたら、98よりは大きいOSなので

だんだんハードディスクが手狭になり、最終的にLinuxのパーティションは消してしまった。

2000は安定していて何日でも快適に動いた上に、使い慣れたWindowsアプリが当たり前に動いたし、

僕はそこまでUNIXのインターフェイスに執着が無かったのでLinuxを消さない理由が残らなかった。

その後は普通にXPに移行したが、もう何年も自分のPCにLinuxを入れたいという気を起こしていない。

1年前にMacOSXを使い始めて久しぶりにUNIXに帰ってきたものの、あれはUNIXらしからぬところが

魅力のUNIXだと思う。

果たして、今後仕事以外でOSX以外のUNIXを使うことはあるんだろうか。