jFD開発したりしなかったり日誌
2008-11-12 [長年日記]
_ 仕事
今抱えてる2件のうち前からやってるモバイルの方に注力するが、
これが大変で困る。
まずコードを書いて動かしてみるまでにかかる時間がとにかく長い。
プロジェクト構成を分割したせいなのか、VisualStudioがコンパイルを
完了するまでに1分とか平気でかかるし。
そこからUSBで接続された実機にバイナリを転送して起動するが、
この案件ではUSB接続の別のデバイスも使うもんで、転送し終わったら
USBケーブルを抜いてデバイスを差し込んで起動しなおさないといけない。
おかげでバグの発見にリモートデバッグができず、MessageBox.Showを挟みまくる
必要があり、そのためにはまた1分かけてコンパイルし、バイナリを転送する
必要がある。
バグが特定できたところでまた1分コンパイルコースだ。
効率悪いよなあ。
何とかしなくちゃなあ。
_ 仕事2
某DBとADO.NETのバグらしき物にはまり数時間無駄にした。
これは僕がスットコドッコイな大間違いをしてるのか、DBかADO.NETが
スットコドッコイなののどちらなんだろうか?
僕もそうとうなスットコドッコイだが、これは向こうがスットコドッコイな
気がしてならないんだが・・・・
_ これは何とかしないとまずいんじゃ・・・
救急患者の受入拒否を減らすためにIT技術を使って病院間ネットワークを作る、
とか舛添要一が言いだしたが、無駄だろ。
致命的に医者が足りず、それこそ患者が死ぬか医者が過労死するかという
状況なのに、どの医者が空いてるかなんか調べられても根本的解決からは
程遠い。
医療費をごっそり削ってしまったので医者が勉強してまでなりたい魅力的な
仕事ではなくなり、そのために医者のなり手が居なくなった上に、医者の数が
足りなくなって現役が過労死寸前で働いてることが問題だろう。
限界ぎりぎりまで働いてるからミスも発生するが、そうするとマスコミが
鬼の首を取ったよう大喜びで叩きまくるんで、医者もやる気を無くしてしまい
ますます医者が減る。
高倍率の受験をくぐり抜け、6年の学習をし、難しい医師試験を通過し、インターン
期間をこなしてまで、辛い救急医療に従事したいと思わせるくらいの対価を
払うのがまず先だろう。
一部で希代の愚策とまで言われている定額給付金をやめて、その金を救急医療と
産科、小児科医に丸ごと突っ込んだ方がよっぽど世の中良くなるんじゃなかろうか。
今の医療を立て直すのには4.5兆円必要という話を聞いたが、定額給付金の総額の
2兆円では全然足りないが、それでもだいぶマシだろう。
_ で、それに加えて問題なのが
二階俊博経産相が言い放った一言だ。
「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。
忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」
竹槍でB29を落とせというのか、この利権にたかるドブネズミは。
なぜかこの一言はほとんどのマスコミで報道されなかったが、総理大臣がホテルで
飲んでるのを叩いてる暇があったらこの言葉をなぜ叩かないのか。
過労死寸前の労働環境で働く医者達の心をへし折り、辞表を表明してる医者だっているのに。
ああそうか、マスコミの方が率先して医者の心をへし折ってるからか。
医療関係の組織からの抗議文は殺到してるようだが、それにコメントが無いのはこのまま
黙殺するつもりか?
カップラーメンが400円とかいう総理大臣よりも、よっぽど許してはならない人間だと
思うのだが。