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jFD開発したりしなかったり日誌

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2006-05-20 [長年日記]

_ コンニャクを買いに

土曜日、家で昼まで寝てたら、携帯への電話で起こされた。

行きつけの二子玉川のスナックのママからだった。

「どうしてるの?」

「寝てますた」

「いや、土曜日に○○行くって言ってたでしょ」

あ、そうか、何か予定あったような気がしてたがそれか。

2週間前、そのスナックに飲みに行ったときに来ていたお客さんで、狛江市で

色々な田舎の特産品を売ってる店をやっているおばさんが来ていた。

おみやげに持ってきた海苔入りの刺身コンニャクがとても美味しく、

今までコンニャクは無くても困らないけどあれば少し嬉しい程度に考えてた僕の

考えを改めさせてくれた。

ホロホロとした舌触りで、こんなコンニャクがあるんだ、と思い知った。

その店は日曜と月曜休みで、基本的に5時半に店を閉めるというやる気のない

営業っぷりで、土曜日に行くしかない。

「じゃあ、行けたら来週の土曜日に行きますね」

と言った際に、ママに

「じゃあ、味噌買ってきて」

と頼まれていた。

その後すっかり忘れていたが、言われて思い出した。

すばらしく良い天気だし、夜まで予定がないので行くことにした。

gooの地図で道を確認。

実はうちから結構近い。

バイクで走り出した。

ジムの前を素通りして、多摩川を渡る。

道を眺めていると、格闘技の道場が多いのに驚いた。

ボクシングとレスリングのジムが同じ通りにある。

多摩川からちょっと行ったところにあるらしいのだが、それっぽいのが見つからない。

しばらく進んだら世田谷区に入ってしまい、

「これは間違えた」

と思って引き返した。

一回多摩川まで戻ってしまって、もう一回進み直したら、ものすごく目立たないところに

右に入る道を見つけ、「これか!」と呻いた。

目印の場所を見つけ、無事に店へ到着。

着いたら、先日のおばさんが店番をしていて、他にお客さんでおばさんが一人。

「ママのお使いで来ました」

と言ったら

「ちょうど二つ取ってあったのよ」

と味噌を出してくれた。

僕はお目手の海苔コンニャクを購入。

さらに暑いしまだ何も食べてなかったのでごまのソフトクリームを買った。

お茶まで出してくれてちょっとくつろいでしまった。

お礼を言って退散しようと思ったら、ママ用に今度は海苔の入ってないコンニャクと、

僕用に塩だけで漬けたすごいしょっぱいという梅干しを頂いた。

ごっつぁんです。

そこからバイクをかっ飛ばして帰宅。

_ ボクシング観戦

弟が奥さんに家を追い出されたので、一緒に後楽園へボクシング観戦に行った。

それまでものすごく良い天気で、

「せっかく後楽園行くならあそこのジェットコースター乗ろうぜ」

ということになった。

しかし出発前に弟に電話したら、

「大雨降ってきた」

とのことで、ジェットコースターに乗れるかはかなり怪しい状態に。

試合の開場が5時半なので、4時半に集合してジェットコースターに乗ってから

試合を見る予定だったが、

「家を出るのも大変だ」

というメールまで来てしまった。

仕方ないので神保町のゲーセンで時間をつぶし、5時半近くなって弟と集合。

楽しみだったジェットコースターは雨で営業中止になっていた。

ガッデム。

でもせっかくなので屋根の下にある、カーブがやたらきつく、車体がくるくる

勝手に回るいい加減な小さいジェットコースターに乗ってみた。

弟はびびっていたが、僕は楽勝。

たしかに後ろ向きで坂道を落ちるのはちょっと怖いが、バイクで100キロ出す方が

よっぽど怖い。

で、試合観戦へ。

今回は新田ジムからは西選手が参戦だった。

相手はM.Tジムのトム・岡川選手。

序盤は互角。

しかし2ラウンド目、ダウンを奪われてしまう。

固唾を飲む新田ジム応援団一同。

技術は微妙に相手の方が上か。

6ラウンド目ラスト1分秒あたりでダウンを奪い、ここでもう一発決めればという

状況になったが、残念ながら奪えず、勝負は判定へ。

結果は残念ながら負けだった。

良い選手なので今後に期待したい。

_ 今回のプロモートの中心は角海老宝石ジムのようで、ほぼ全試合、角海老の選手が

赤コーナーで出場した。

今回は面白い試合が多かった。

3試合目の赤コーナーは、外村セビヨ鉄人という選手で、顔がどうも日本人離れしてて、

「はてこの人は何人だろう?」

とちょっと悩んだ。

試合が始まり、動きを見たら左の使い方が凄くうまい。

こんなのは初めて見た。

技術は大した物だ。

しかし、一発殴られたらあっさりダウン。

あれ?

技術もスタミナもあるが、打たれ弱いらしい。

でも後で調べたらまだ高校生だったので、将来伸びそうな選手だと思う。

また、セミファイナルのフェザー級タイトルマッチ、渡邉一久と小林生人の試合も

かなり面白かった。

渡邉選手は現チャンピオンで初防衛戦。

タイする小林選手はこれで勝てば日本チャンピオンなので気合いが入る。

どちらの陣営ものぼりを上げて応援しまくってた。

試合が始まって笑った。

渡邉選手、チャンピオンらしからぬパフォーマンスの嵐。

ガードを下げてそれ打ってこい、と挑発したり、クリンチからそのまま相手を

持ち上げてぶん投げて「それムエタイの首相撲だよ」と呆れたり、

そこから殴りに行くと見せかけて(反則です)、途中で手を止めて、

でも勢いは止まらずそのまま空中に飛び出してくるっと回って受け身を取ったり、

まーボクシングの試合でこんな奇天烈なのは初めて見た。

10ラウンドがこれだけ短く感じたのは初めてだ。

結果は渡邉選手の判定勝ち。

勝者インタビューを受けてたら、頭に来た小林選手側のセコンドがリングに

靴を投げ込んでた。

傍目から見たら面白いが、やられたらむかつくだろうな、これ。

メインイベントはWBAフェザー級5位の本望信人とフィリピンの東洋太平洋チャンプで

S・フェザー級チャンピオン、ヒムレックス・ハカの対決だった。

非常にレベルが高い。

スピーディかつテクニカル。

見応えがある。

最後は圧力で相手をコーナーに追い込み、フックをきちんとかわして

本望選手が打撃をたたき込んで判定勝ちだった。

見応えがある。

面白かった。

_ 今日は総じて面白い試合が多く、見てて楽しかった。

西選手は残念だったけど、今後頑張って欲しいと思う。

_ スナックへ

弟を連れて二子玉川のスナックへ。

「こんばんはー」

と挨拶して入ったら、最初ママは弟だとわからなかったようだ。

「えっ?

太ってません?」

と言われてたので、

「やーい、デブデブー」

と言ってやった。

さっき買ってきた味噌とコンニャクを渡し、ビールを飲む。

弟の新婚生活、ゆとり教育への憤りなんかを話す。

弟はお袋に料理をたたき込まれ中なのだが、それを話したら

僕が届けた味噌二つの内一つを、ママが弟にプレゼントしてくれた。

ありがたく食うように。

ゆとり教育は気が滅入る。

若い子を見てると日本を出ようという気になってしまうよ。

終電まで居て帰宅。

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