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jFD開発したりしなかったり日誌

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2006-08-19 [長年日記]

_ 温泉

大学のサイクリング部の同期会で、群馬県は伊香保温泉へ向かう。

昼過ぎ、

「さて、出発するかな」

と思ったが、大変なことに気がついた。

俺、どこに行くのか知らない。

僕を誘ってきたTは既に家を出て居ないが、僕は彼の家電話の

番号しか知らない。

太田に住んでいるMに電話をかけて聞いたら、

「乗せてってあげようか?」

とのことなのでありがたくそうさせていただくことにした。

電車を乗り継ぎガタンゴトン。

北千住で乗換えがわからず、一本乗り逃してしまい30分待ち。

太田に着いたら5時だった。

そこからMと合流。

数年ぶりにあうMは、見た目はあんまり変わってなかったが、

車がBMWになっていた。

リアスポイラーが付いてたり、撥ね上げる形のハンドルになっていたり

車高が下がっていたりの相変わらずの走り屋仕様だった。

そして社内で流れてる音楽は昔と変わらずアイドル系だったが、

今では洋楽も聴いているそうで、

「ブリちゃん聴く?」

と聞かれた。

昔のことなんかを話しつつ二人で伊香保へ向かう。

Mは大学卒業から変わらず、太田の某電気会社で働いているそうだ。

到着したら既に暗くなっていた。

宿から駐車場が離れていて、車で送っていってくれるのだが、この車が

半端じゃなかった。

小さなワンボックスだが、狭くてカーブの多い温泉街を、宿のおじちゃんが

絶妙のドライビングテクニックですり抜けていく。

まるで浅草の花屋敷のジェットコースターのようだ。

「なあM、お前この運転できる?」

「絶対に無理」

見事。

宿ではT夫妻と子供二人、医学部だったTさんとAさんが来ていて、

既に食事が始まっていた。

懐かしい顔ぶれだ。

T夫妻の長男のYは、昔会ったときは2〜3歳でかわいい盛りだったが、

今では口が達者な生意気盛りの小学校2年生だった。

妹のSちゃんはそのころはまだ生まれてなく、4さいでとてもかわいらしい。

Tは某自動車メーカーの設計をしていて奥さんは医療関係、

Tさんは結婚してるけど学生で癌の研究、Aさんは音楽療法というのを

やっているそうだ。

人生それぞれ。

食事はおいしかったが、宿のおばちゃんが僕らを忘れてるのか、

最後のきのこご飯がいつまでたっても出てこなかった。

仕方ないんでこっちからお願いして出してもらった。

食事後、風呂。

濁りのあるお湯で、なかなか気持ちいい。

極楽。

それから男3人で酒を買いに行く。

伊香保は斜面に建った階段の街だが、階段を下ってる最中、射的だけでなく、

弓があり、元弓道部のTが挑戦した。

10本中4本当てて、携帯のストラップを当てていた。

それからすれ違った女の子たちの食べていたソフトクリームがうまそうだったので、

近くの喫茶店で買って食べる。

酒屋に行ったら既に閉まってたので、坂を下ってコンビニへ。

何本か適当に買い込んで引き返すが、坂がきつくてつらい。

行きと別のルートを選んだらスナックだらけで、フィリピン人だらけだった。

「ここで働いてれば足腰丈夫になるだろうね」

と言いながら汗をボタボタ垂らし坂を上り、やっとの思いで宿に戻った。

部屋に戻ったらT夫人と子供たち以外全員が揃って酒盛り。

Mの彼女について口を割らせて盛り上がり夜が更けた。