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jFD開発したりしなかったり日誌

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2006-10-14 [長年日記]

_ 空手観戦

ママの家のソファで目を覚ます。

Rが寝起きでボワーっとしてるのを見て楽しむ。

本当に可愛いなあ、この子は。

長居したいんだが、今日はOさんの空手の試合だ。

コーヒーを頂いて出発した。

会場は改めさいたま市岩槻区(元岩槻市)。

延々電車に乗って向かう。

時間が勿体ないので電車の中でコーディングを進める。

早いところ書かないといけないが、Javaじゃないんで苦労してる。

岩槻駅には正午ちょっと前に着いた。

食事がまだで、会場には食べ物も売ってないそうなので、

パン屋に入っていくつか購入した。

妙に寿司が食べたい気分だったが、見あたらなかったし。

会場には12時半くらいに到着。

Oさんに、「受付しないで直接2階の北東側に来て」と言われていたが、

これは本来、空手関係者のみのクローズドなイベントなので

受付したら入れなかったからっぽい。

何食わぬ顔で入っていった。

Oさんはお友達二人と来ていた。

前回一緒に空手の練習に参加させていただいた人達だ。

Oさんは午前の部はあっさり勝っちゃって、午後の出場は間違いないそうだ。

その後、偉い人のお言葉を来場者全員で聞く、というイベントがあったが、

Oさんはすっぽかして練習場でミット打ちをして体を温めていた。

飛び膝の練習をしてて、あまりの威力にミットを持ってた人が吹っ飛んでた。

午後、Oさんと試合をする人が気の毒になってきた。

僕はそれを見ながら雑談。

選手が全員集まって、午後の決勝出場者の発表があった。

Oさんは当然合格。

キャリアごとにいくつかクラスがあり、その中でさらに型の部と、組み手の部が

あるそうだ。

下手な方から試合が組まれるが、Oさんはベテランなので最後の方だった。

空手の試合を見るのは初めてだ。

型というのは何をどう競うのか全く知らなかった。

床に二重丸が二つあって、それぞれに一人ずつ選手が立ち、同じ型を行う。

型の正確さや緩急を評価し、終了時には元いた二重丸の中に収まっていないと

減点なんだそうだ。

ほー

正直言うと、演じてる型がどんなものか知らないので、うまいのか下手なのか

よくわからなかった。

組み手の方は、一撃ごとに仕切り直しになるのがボクシングと違い、なんか

不思議な感じ。

ボクシングだと一発いいのが入ってダメージが残ってる時に一気に攻め込んで

KOで勝負を付ける、というのがあるが、空手ではありえない

(そもそも防具を着けてるからKOは基本的にあり得ないし)。

空手は一撃必殺が信条だからそれもありか。

防具は面と胴があり、面は剣道のをそのまま白くしたような感じだった。

胴は厚い布製で、胸の部分が厚くなっている。

さらにすね当てとグローブがあった。

Oさんの友達のSさんに、

「これが普通の試合だから覚えててくださいね」

と言われた。

Oさんのは全然違うらしい。

楽しみにして試合を眺める。

会場の方からOさんが声をかけてきた。

普段のOさんの試合では、Oさんが殺気剥き出しで戦うので相手がかなり

気の毒なことになるらしいんだが、今回は相手が知り合いなので、

あまり本気でやっちゃうわけにもいかないそうだ。

あら、すごいの見たかったんだが。

Oさんたちのクラスの試合が始まった。

型は、あんまりよくわからないんだが、最初の人たちのと比べると空中回し蹴りなんかが

入って難しそうだった。

Oさんの動きはさすがで、僕が見ても最初の人たちより重心が安定していてぶれが無いと

感じられた。

なるほど、こういう物なのか。

しかし、最後でちょっと目測を誤ったのか、開始点の丸の中からちょっと外れてしまって

高得点とはならなかった。

組み手の方はすごかった。

他の人と全然違い、ガードを下げてしまい、フットワークだけでひょいひょいと相手の

攻撃をかわしてしまっている。

まるでボクサーのようにパンチをかわすのだが、ボクサーと違い空手は正中線を

ずらさないので、フットワークのみで相手の攻撃をすっとかわしながら懐に入ったり、

わずかな距離で見切っていた。

すげえ。

他の人たちの試合で感じたドタドタした印象が無く、余裕綽々という印象。

これはなかなか出来るもんじゃないわ。

全員の試合が終わった後、閉会式があり、結果発表も行われ、Oさんは優秀賞を受賞していた。

知らなかったが、試合の勝敗ではなく、審査員の評価で得点が付けられ、

受賞者が決まるシステムなんだそうだ。

だから午前と午後の2回しか試合をしていないのに、順位が付けられるらしい。

なるほど。

荷物をまとめ、Oさんの車で草加市へ。

Oさんはこの試合のために一ヶ月半も禁酒していて、今日は解禁日で楽しみに

していたそうだ。

まず、中華料理屋に入った。

Oさんの行きつけで、月替わりで半額メニューが6個ある。

それを全品頼んで食べていたら、Oさんの彼女さんが来た。

Sさんが取り皿から手がつるっと滑っていたが、

「時々ふっと力が抜ける」

だそうで、Oさんが心配して後で調べていた。

続いて近くのOさんお気に入りの焼鳥屋へ。

何度かお土産に持ってきてくれたのを食べたが、確かに美味しい。

ビールをカッパカッパ飲んでいい気持ち。

10時くらいまで飲み、Sさんと途中まで一緒の電車で帰宅した。

_ そしてお袋

帰ってしばらくしたらお袋が来た。

しかしさすがに酔っぱらってるし疲れてるしで、多少話してから

風呂入って寝た。