jFD開発したりしなかったり日誌
2007-04-21 [長年日記]
_ 台湾三日目
今日は大体Hさんの買い物好きに付き合うことになっていた。
まず、台北駅の地下街にあるというお店に行ったが、これが見つからない。
まず、どこにあるのかよくわからなかったが、しばらく調べてたら地下街の番地付けが理解できて
たどり着いた。
が、その店は潰れたらしく、別の店になっていた。
ガックリして、次は信義街という、東京で言えば代官山という位置づけの街に行くことになっていた。
僕ははっきり言って興味ないんだが、Hさんが行きたがっていた。
バスに乗って向かう。
かわいい雑貨屋があったので何店か覗く。
最初は僕もおもしろがっていたが、終いに飽きて、ちょうど近くに公園があったのでベンチに座って
文庫本を読んでいた。
暑いのだが、空気が乾いているので日陰は快適だ。
しばらくして、小龍包の有名な店に行ってみた。
30分待ちだそうで、整理券だけもらってまた公園へ。
しばらく涼んでまた店に戻った。
小龍包はめちゃくちゃうまかった。
というか、今まで食ってた小龍包が、形の違うだけの餃子もどきだったとよくわかった。
持ち上げるとタプタプしていて、中にスープが詰まっている。
口の中に入れるとスープがぶわっと出てきてビックリした。
うまー
これは冷凍食品では絶対出来ない味だろう。
日本にもけっこう店舗があるそうなので、金のあるときに行ってみたい。
_ 西門の、オタクビルというのに寄ってみた。
ゲームや漫画、フィギュアといったショップがたくさん入っているそうだ。
正直言うと僕はそこまで興味ないんだが(どうせオタクの本場は秋葉原なんだし)、Hさんが見たがっていたので
行ってみた。
1〜3階はほとんど服屋だが、4階だけオタク店になっていた。
客層を眺めたが、秋葉原ほどコテコテのオタクは居ないようだ。
その後、下の階に下りて服を眺めた。
一回洗濯しないと最終日に着て帰るTシャツと下着が無いのだが、いかした和柄Tシャツがあったので購入。
一階で3枚100元(400円)の靴下と、「勇者」と書かれたバカなパンツを買った。
_ それからホテルに戻って一休み。
少し疲れが溜まっていたので1時間ほど仮眠し、また表に出た。
今度は西門エリアを散策。
このエリアは原宿みたいな町だそうで、新しい綺麗なビルがたくさん並んでいて、若い子向けの服がたくさん売っていた。
靴なんかを眺める。
_ 気になる屋台があった。
鍋の中に1.5〜2センチくらいの玉を入れて、中の白いゲル状の液体をまぶして皿の上に並べてた。
それを蒸すとゲル状液が透明になって、中にある緑や黒の玉が透けて見えるようになり、
それを冷やして食べるようだ。
気になったので買ってみた。
む、なんじゃこりゃ?
外はぷるるんとした舌触りで味が無く、がぶりとかじると中身は緑豆や小豆の餡の甘みが出てくる。
多分、外側の謎液体は米の粉を溶いたもので、それが蒸すことで透明になるようだ。
うまいなあ。
見た目も味もとても素敵だ。
びっくり。
_ 続いて、Hさんのリクエストでデザートが充実しているという夜市に行ってみた。
またバスを乗り継いで現地へ。
士林ほどじゃないがすごい活気だ。
ファーストフードっぽい店で肉まん生地で角煮を挟んだホットドッグのようなものを食べたがうまい。
まだ食べたことの無かった臭豆腐というのを食べてみた。
本当に臭く、駄目な人は全然駄目らしいが、意外と平気だった。
Hさんは小物屋を覗いては喜んでいるが、体調が悪くなってきたみたいなので適当なデザート屋に入って休ませた。
その間、マンゴーのスムージーを食べたがまたうまい。
ああ、何食ってもうまいなんてずるい。
その後、ホテルに戻りバッタリ寝。
もう一回おきて風呂浴びて歯を磨いて寝なおすつもりだったが、朝まで目覚めなかった。
2007-04-20 [長年日記]
_ 支度を済ませてホテルを出て、まずは台北101に行く。
これは数年前に建った世界一高いというビルだそうだ。
最寄り駅で降りてしばらく歩くが、天気が良く日差しがきつい。
さすが世界一のビルで、遠くからも特徴的な形がよく見えた。
途中、パンの展示会があったり、ビルにでっかくSONYの液晶テレビの広告が出てたりして面白い。
ビルの中は高級ショッピングセンターになっていて、ちょうど六本木ヒルズなんかと同じような
雰囲気だった。
僕ら貧乏人には縁が無い場所だな。
5階まで上がるとチケット売り場があり、300元を払ってエレベーターに乗った。
世界最速のエレベーターだそうで、すーっと滑らかに加速してあっという間に地上400メートルまで
たどり着いてしまった。
展望フロアからは360度外を見渡せるようになっていて、台北が一望できる。
無料の音声ガイドを借りて
近くには大きな綺麗なビルがたくさん並んでいて綺麗だ。
元々このエリアは弾薬工場があるくらいの辺鄙な場所だったらしいが、再開発に成功し
今では土地の値段が鰻登りなんだそうだ。
市街の南側は意外なくらい山がちで、深い緑の森になっていた。
音声ガイドによれば動物園があるそうだが、それって大昔に台湾に来たときにも行ったところなんで
とても懐かしい。
ビルの真ん中に、赤い大きな鉄の玉がぶら下がっていた。
直径5.5メートル、重さ800トンだそうで、これが共振することで風圧による振動を抑えるそうだ。
ほー、面白い。
展望フロアの上には屋上展望台があり、100元はらうと入れるのだが、せっかくここまで来たのだから
行ってみた。
これだけの高さだからさぞや凄い風が吹いているのだろうと思っていたが、天気が穏やかで拍子抜けするくらい
快適だった。
_ 続いて光華商場へ。
台北の秋葉原と呼ばれるコンピューター街で、昔来た時も遊びに来て楽しんだ場所だった。
相変わらずの喧騒で楽しい。
少ないながらMac専門店もあり、面白く眺めた。
前回来たときは高架下にちょっと大きな建物があって、その中にたくさんの小さな店舗が入っていたのだが、
この建物が見当たらない。
どうしたのかと思ったら建物後と取り壊し、近くのプレハブ5棟の臨時店舗に引っ越していた。
元の店舗は秋葉原のラジオデパートのようなゴチャゴチャっぷりだったが、仮店舗ではすっきりして明るい雰囲気だった。
しかし、売ってるものは相変わらずゴチャゴチャで、なかなか楽しい。
PC関連も楽しいが、漫画屋で「おお、この前買った鋼の錬金術師16巻って、こっちでも出てるのか!」
とか感心したり、土産にAVを買っていったりした。
Hさんに「それ土産って言ってるけど本当は自分用じゃないのー?」と言われたが、
「自分用ならもっと真面目に選びます」
と言ったら納得された。
昼飯に適当な屋台で大腸麺線というのを食べた。
モツ入り細めんで、ピリッと辛くておいしい。
「おいしいおいしい」
と食べていたら、店のおじちゃんがこれも食べてみな、とデザートにお芋のお菓子をくれた。
サツマイモを甘く煮たかふかしたかした物を凍らせて、半分溶けたくらいで食べるもので、おいしい。
親切だなあ。
_ それから妹のリクエストでお茶を買いに、天母という町へ移動。
電車で移動して、そこからバスに乗った。
色々ゴチャゴチャして楽しそうな通りを抜けて15分くらいで到着。
地図を見てお茶屋へ向かうが、途中服屋が多くてHさんの足がなかなか進んでくれず、少し困る。
お茶屋は通りから少し外れたところにあり、綺麗な明るい店内だった。
店員のお姉ちゃんが3人居るのだが、一人しか英語がわからず、なかなか通じなくて少し困った。
自分と妹用にお茶を買い、それから喫茶室でお茶。
店員さんにお茶の飲み方を教えてもらい、楽しむ。
うまい。
トイレに行く通路の脇に小さな池があって、錦鯉が泳いでいた。
パワフルさの印象ばっかり強い台湾だけど、こういう落ち着いた空間もあるんだなあ。
_ お茶の後は温泉。
Hさんが温泉好きなので、泊まり無しで入れるという温泉を探してきた。
いい感じにひなびた温泉街で、タオル片手に行ってみた。
瀧之湯という温泉なのだが、Hさん、何か勘違いしてた模様で、すんごい地元向け大衆銭湯だった。
大きい真四角の湯船の上に裸電球がぶら下がり、シャワーがあるがお湯は出ず、更衣室は無く
湯船の横の通路に棚がそのままあるのでそこで服を脱いで風呂に入った。
お湯はかなり熱めで、アルカリ性が強いらしく湿疹にしみる。
しかし良く温まった。
先に出て入り口で涼みつつHさんを待っていたら、天井をイモリが這っていて、裸電球の周りに集まった虫を
パクパク食べていた。
む、賢い。
そこで飼ってるらしい大きな黒犬が吼えながら出てきてびっくりしたのだが、その後出てきたHさんが
犬の存在に気がついてない。
ちょうどHさんの真後ろに犬がいたので、「後ろ後ろ」と言ったら見た瞬間にびっくりして
悲鳴を上げた。
面白い。
_ 風呂の後は士林の夜市へ。
夜市は台北市民の晩飯を支える巨大屋台村、兼縁日(毎日開催)みたいなものだが、士林はその中でも
最大のものだそうだ。
駅前にどかーんとでかい魚市場のような建物があり、細かく区画に区切られて、そのほとんど全部が食べ物屋になっている。
ものすごい活気で、僕はこれを勝手に「食のパチンコ屋」と命名した。
食べるジャンジャンバリバリ。
Hさんと中を練り歩き何を食べるか決める。
どれも食べたいが、胃袋が一つしかないのが問題だ。
とりあえず、ホットドッグのような物を焼いていたので買ってみたが、これがビックリするほどうまい。
パンのように見えたのはご飯の腸詰めでそれに包丁で切れ目を入れて。野菜炒めと甘辛い中華ソーセージを
挟んである。
すごくうまい。
とりあえず入った店で、エビのお好み焼きとスープを頼んだ。
これもおいしい。
そこを出て今度はビーフンと、話の種に豚の心臓のスープを食べてみた。
豚の心臓はちょっとコリコリした歯ごたえだ。
内臓の臭みがわずかにあるが、ショウガでよく打ち消してある。
うまいなあ。
続いてデザート。
Hさんが目を付けていた、タピオカと杏仁豆腐の冷たいデザートを頼んだが、食べてビックリ、杏仁豆腐じゃなくて
普通の豆腐だった。
甘いシロップに入っているので豆腐がデザート風味だ。
これはビックリする。
台湾人の食の工夫はすごいと感心してしまった。
満腹して商店街エリアへ移動した。
まるで縁日のような雰囲気で、道が人で一杯だ。
台湾では人は右側通行なのだそうだが、そうじゃなければ前に進めないと思うくらい混んでいる。
左右を店で囲まれた道を左右に分断するように露天が出ていて、安いTシャツなんかが売っている。
僕もちょうどネクタイが足りなかったので、無難そうなのを一つ買ってみた。
すごい人混みで、最後には疲労困憊しながら通りを脱出した。
パワフルすぎ。
2007-04-19 [長年日記]
_ なぜか台湾に行く
Hさんと一緒に台湾に行っちゃってみる。
ここしばらく髪を切ってなく、せっかくの旅行をぼさぼさ頭で行くのはいやだったので
行く前に成城学園の行きつけの美容室に寄っていった。
が、このせいと、さらにちょっとお金の振り込みを済ませなければならなかったために
集合時間に遅刻し、たいそう怒られた。
申し訳ありません。
京成で成田まで向かい、チケットを受け取ってチェックインを済ませてしばらくは
本を眺めたりマクドナルドで軽く腹ごしらえをしたり。
搭乗ゲートに入ったら、金属ゲートにもろに引っかかった。
ベルトを外したら通れたが。
19時50分発の飛行機は中華航空機で、真ん中の4人掛け席の真ん中二つというなかなか不便な席だった。
前の席との感覚がかなり狭く、だらしない姿勢で座ると膝があっさり前の席に当たるので
たまったものじゃなかった。
エンターテイメントシステムはなかなか良くできていて、レスポンスが遅いのが難点だが、
タッチパネルにも対応しているし、インターフェイスがよく練り込まれていた。
この前乗ったノースウェスト機のパナソニックのシステムに爪の垢でも煎じて飲ませたいというか、
爪の垢をむしろ丼に盛って食わせたいくらいのシステムだ。
パナソニックの開発者は猛反省して欲しい。
飛行機は4時間ほどで到着し、入国手続きを済ませていざ台湾到着。
とりあえずで1万円ほど両替したら約2700元になった。
リムジンバスのチケットを125元で購入して台北へ向かう。
1時間弱で台北駅に到着。
タクシーを拾ってホテルに移動した。
ホテルは西門駅から徒歩5分くらいのところにあった。
受付は日本語もわかってなかなか便利。
とりあえずシャワーを浴びてさっくり寝た。
2007-04-18 [長年日記]
_ テレビが来た
正確に言うと、テレビだけ来た。
必死で仕事をやっつけやっとの思いで帰宅し、着替えて晩飯を食べていたら
ビックカメラ配送センターのスタッフ二人組がやってきた。
設置までお願いしてあったので、入ってきて梱包材をべりべりとはがして
週末に買ってきたテレビ台の上に設置してもらったのだが、片方が
「あれ?付属品は?」
と言い出した。
梱包材の中を確認したが見つからない。
「あれー?」
とか言ってるが、もうカンベンして欲しい。
リモコンがないから本体下のボタンでチャンネルを変えなきゃいけないしB-CASカードが無いので
地上波デジタルも再生できない。
店のスタッフが本体だけ梱包して配送センターに送ったんじゃないか、だそうだ。
本当にもうヤレヤレだよ。
大至急で店舗の方に連絡を取って連絡してくれるそうで、少々頭に来ていたが
配送スタッフじゃ文句を言っても仕方ないので了承した。
しばらく経ってビックカメラから電話があった。
配送センターにあるんじゃないか、と言ってるが、配送スタッフは逆のこと言ってるし、
要するにどこにあるのか誰にもわかってないってことか。
配送センターは既に閉まってるので電話して確認することも出来ないんだとか。
「明日、夕方から海外に行きます。
支度もあるので午前中に持ってきてください。」
無理難題かもしれないがこれくらい言っても罰当たらんだろ。
本当にもう・・・
_ で、使ってみる
とりあえずD4端子でXbox360をつないでみた。
おー、さすが32インチ、今までの14インチテレビやPC用のちっちゃいXGAディスプレイとは
比べものにならない迫力だ。
今まで小さすぎてディテールが確認できなかったギアーズ・オブ・ウォーが細かいところまで
くっきりはっきり見えてすごい迫力だ。
ご機嫌。
次にWiiをつないでみた。
本体に最初から付属のビデオケーブルでつないだんで、微妙に映像がぼけてるようだ。
とはいえ、14インチとは雲泥の差。
素晴らしい。
WiiのブラウザでRimoを見てみたが、さすがに映像のあらが目立つなあ。
区ト間のプラズマテレビでTZTを使ってVJしたときにも感じたが、いいテレビの弊害か。
WiiもXbox360もコントローラーがワイヤレスなのだが、テレビにこれだけの大きさがあると
メリットがよくわかる。
離れて見るのが当たり前なので、いちいちケーブルを引っ張ってこないで済むのは大きなメリットだ。
お次はXbox360でDVDを見てみる。
これはかなりいい感じ。
映像の細かい部分までよく見える。
やっぱ違うもんだなあ。
買って良かった。
でも、さっさと付属品持ってこいや。
何が悲しくて入力切り替えるのに本体まで歩いていかなきゃならんのだ。
地デジも見られないし・・・
2007-04-17 [長年日記]
_ 後で読むメモ
愉快な建築物がいっぱい。 http://www.thecoolhunter.net/architecture/_ ボクシング観戦
仕事後、下北沢へボクシング観戦へ行く。
僕の通ってる新田ジム初の自主興業だ。
当初後楽園ホールにしようと思ったらスケジュールが埋まってて取れず、会長と縁の深い
下北沢のホールが選ばれたんだとか。
5時50分に開始だったが、定時で会社を出ることは出来なかったので即いたのは7時近かった。
最初の二、三試合は見るのを諦めてたが、着いたら既に4試合終わっていてガックリ。
試合早いなあ。
岳たかはし選手の試合が始まったところで、席について眺めた。
終始優勢に攻め、4ラウンドでTKO勝ち。
めでたい。
次は志賀悠選手の試合で、鋭い動きで試合を有利に進め、判定勝ち。
そして最後は去年のライトフライ級新人王、新田ジム期待の星の黒田雅之選手だった。
相手はタイ人のビナイ・ウォルソラポン選手。
軽快な入場テーマに合わせてビナイ選手が入場してきたとき、やたらと筋肉質でがっちりした体格の
選手だな、と思った。
ライトフライ級は決して重い方じゃなく、あんなにがっちりした体格の選手はなかなか居ない。
よく見たら、ビナイ選手はかなり身長が低かった。
続いて黒田選手がずいぶんとまったりとしたアンビエント系音楽に合わせて入場してきた。
黒田選手、普段は新人王らしからぬ穏やかな性格なんで、会長はこういう路線で売っていく気なんだろうか。
パンフレット見たら「静かなるヒットマン」とか紹介されてたし。
リングで向き合った二人の身長差に驚く。
ビナイ選手は黒田選手の顎くらいの身長しかない。
どんな試合になるんだろうか。
ゴングが鳴り、試合が始まった。
ビナイ選手はリーチが無いが、恐ろしい回転力のパンチを打ってくる。
ガード越しでも効きそうな、見るからに恐ろしいパンチだ。
黒田選手は冷静に防いでいたが、多少もらっていた。
2ラウンド目、黒田選手の左ボディがクリーンヒットし始めた。
黒田選手の左の威力は定評があり、それを喰らってもダウンしないビナイ選手の体力に感心したが、
やっぱり効いていたようで数発目のボディで崩れるように倒れ、地面でもんどり打ってもがいていた。
すごいわ。
ボディでダウンはなかなか見られるもんじゃない。
試合後のインタビューで、インタビュアーの「感想はどうでしたか?」という質問に、
「酷い試合ですみませんでした」
という謙虚な言葉がちょっと相手には嫌味だなあ、そこは素直に喜んでおきなさいよ、なんて思ったり。
その後、ジムの関係者と雑談して会場を後にしたら、練習生の方々と合流したのでラーメンを食べて帰宅した。
_ 弟
夜中にチャットしてて、弟のバンドの話になった。
今のバンドを抜けて別のバンドに行くそうで、今のバンドのメンバーともめているそうだ。
こういうバンドってのはある程度みんな計算尽くの付き合いだそうで、自分の目的
(演奏したい音楽を追究したり、有名になったり)を実現するためにお互い利用し合ってるんだそうだ。
弟が今のバンドをやめるのにどのくらい葛藤したのかわからないけれど、人間関係をそうやって
割り切れるのが少し羨ましかった。
僕は八方美人になりたがり過ぎる。
その割にダメ人間で全く徹底できてなくて歯がゆいやら悔しいやら。
要するに人が怖いんで気分を害するのが怖いだけなんだが。
もっと傍若無人になりたい。
2007-04-16 [長年日記]
_ 超がっかり
今日は先週火曜(10日)に購入したテレビが届く予定だった。
19〜21時で届くはずで、仕事を定時で抜けさせてもらって速攻で帰宅し、それはもうワクワクしながら
業者の到着を待っていた(くたびれてたんで寝てたけど)。
しかし、21時を回っても音沙汰無く、遅延の電話の一本も来ない。
もしかしてすでに来てて不在票が入ってるかと思ってポストを確認したが見あたらない。
ビックカメラに問い合わせようにもすでに閉店していて電話に出ない。
ふと思い立ち、伝票を確認して悲鳴というかため息が。
届くの来週になってるよ・・・
購入した際に店員に言われたのだが、このテレビは展示品で、納入前にクリーニング業者に出すので
納品まで中五日かかり、最短で来週月曜日、つまり今日まで納品にかかる、とのことだった。
平日夜の19時までに帰宅しなければならないということに引っかかって、どうしようかちょっと
考えていたら、
「じゃあその次の週末はどうですか?」
と聞かれたが、それは遠すぎて悔しい。
少し考えて
「やっぱり月曜でいいです」
と言ったのだが、それでさらに翌週の月曜(23日)にするってのは、いくら何でも相手の気持ち
読めてなさ過ぎないか?
そりゃ伝票確認しなかった僕も問題だが、ちょっとは空気読めよ。
楽しみにしてわざわざテレビ台を準備して待っていたので、もの凄くがっかりした。
明日電話して、可能なら水曜に持ってこさせようと思う(火曜は予定あり)。
本当にがっかりだ。
_ 仕事
朝会で「なんか今日は声に元気ないですね」と言われた。
朝飯食ってこなかったから?
確かに週末に下痢して、食事直後に数回トイレに行くとかやったり、テレビのことで興奮したテンションで
汗かきまくりながらテレビ台を組み立てたらテンションが下がった後でぐったりしたとかで、
元々そんなに体調は良くなかったが。
マルチスレッド絡みで想定外の動作をしている部分があって、先週末から調査していた。
先週から検証コードを書いていたのだが、それがやっときちんと動いて現象の再現に成功し、
色々こねくり回してたら退社直前にやっとバグの原因を特定できた。
疲れた。
_ 当たり前でしょ
山ほど予算使ってオープンソース振興したけど、当の役所で調査したらLinux使ってたのが1.2%しか居なかった、
けしからん、という記事。
そんなの当たり前だと思う。
Linuxをデスクトップ用途に使うのは、コンピューターを使うこと自体が目的になってるマニアだけだ。
マジョリティであるWindows以外のOSを使うと何かしら余計なコストが必ずかかる。
使い方がわからなかったり、見られないホームページがあったり、WMVが見られなかったり、
みんなが使ってる便利なソフトが無かったり、UIがいまいちいけてなかったりとかだ。
役所の職員なんて一般人が、最初から入ってるWindowsを削除してまで茨の道確定のLinuxを導入するわけがない。
現状のLinuxは、一般人にWindowsを捨ててまで使いたいと思わせるほどの魅力は持ってない。
少なくとも後数年は、鶴の一声で一斉導入&Windows使用禁止、とかやらなきゃたとえ役所でも普及は無理だと思う。
_ なお、
MacはWindowsを捨ててまで使いたい、と思わせるものがあると思う。
OSXはUNIXのわかりづらいところを魅力的なインターフェイスで一般人の目の触れないところに覆い隠している。
一般人にはわかりやすいインターフェイス、マニアにはUNIXの通好みの機能を提供するというのは
「間口は広く、奥は深く」
にうまく合致していると思う。
Windowsじゃないために発生するコストは存在するが、Linuxに比べれば許せるレベルだし、
最後の手段でBootCampやParallelsがあるから何とかなる。
メインストリームにならなくてもいいんで、魅力的な代替案環境であり続けて欲しい。
2007-04-15 [長年日記]
_ IKEAに行けあー
というギャグにすらなってないフレーズが脳の中で妙にリフレインされて困ってる中、
Hさんと一緒に新横浜のIKEA港北店に行った。
月曜の晩に届く予定の32インチ液晶テレビに備えて、テレビ台を買うのが目的だった。
事前にWEBで調べてあったが、IKEAはかなり低価格でしかもバリエーションがあり、
楽しみにしていた。
新宿から湘南新宿ラインで横浜に行き、横浜線で新横浜へ。
新横浜に行くのは2年ぶりで、さらにJRで行くのは10年以上ぶりだが、JRの駅がやたらと変わってしまい、
どこからバスに乗れるかわからず困った。
IKEAの紙袋を持った人がたくさん居て、人気っぷりが伺えた。
IKEAへはシャトルバスが出ていて、乗ったら15分くらいで巨大なIKEAの青い建物が見えてきた。
4階建てでやたら敷地面積の広い建物で、1階と2階が店舗で、3、4階が駐車場になっている。
店内に入ったらまず二階に上がり、順路に従って(ショートカットできるが)ショールーム的な売り場を
眺めるようになっていた。
2階では家具が展示されているだけで直接買い物は出来ず、家具に付いてる札で1階のどの棚に
その家具が入ってるかを確認し、後で一階でその家具をカートに乗せる、というようになっていた。
なるほど、これなら2階ではレジ等商売の機能が必要なく、万引きの心配もないし効率的だ。
ベッドルームやオフィス、キッチンとコーナーが分かれてるが、その中の一つのリビングルームコーナーで
テレビ台を眺めた。
最初に目に付いたのは、木製で三段、シンプルでキャスター付きの薄型テレビ専用台だった。
あまり突飛なところがないが、普通に使いやすそうで、しかも値段も安く9900円だった。
他にWEBで目を付けていたので、ちょっと変わった形がとてもかわいい、木材の質感の良いテレビ台があったが、
テレビ台というよりセンターテーブルで、テレビ台として置くスペースは僕の家にはないので諦めた。
むしろセンターテーブルをあれと交換したい。
他にもいくつか見たが、結局最初に見たのが一番使いやすそうだったので、購入することにした。
名前と棚番号をメモし、一安心してほっと一息。
ついでなので、他の売り場も眺めていった。
ベッドが意外と安い。
ソファは座り心地が良く、ちょっと今のと交換したくなった。
オフィス家具はなんだか頭が良さそうな雰囲気。
ちょっとスペースを贅沢に使いすぎな印象だが、海外映画で見たオフィスみたいだ。
いいなあ。
一通り見終わったところにセルフケータリングのレストランがあり、空腹だったので入ってみた。
僕はシュリンプを乗せたパンと、ミートボールを買い、Hさんはカレーライスを頼んでいた。
ミートボールはうまかった。
カレーライスはメニューに載ってた写真ほど旨そうでなく、Hさんがちょっとがっかりしていた。
それから一階に移り、メモしておいたテレビ台を購入した。
アメリカの倉庫型スーパーと同じような雰囲気で、棚に組み立て前の家具がたくさん積まれていて、
メモしておいた棚を探してカートに積んだ。
他にもキッチン用品や灯り等小物のコーナーがあったのだが、灯りのコーナーで足が止まった。
よくハンズとかで見かける、裸電球に白い紙の提灯みたいなカバーをかぶせた電灯が、1000円ちょっとと
かなり安い値段だった。
現在、前の住人が置きっぱなしにしていった、いかにも日本の食卓風のだっさい照明を使っていて
前から交換したいと思っていたので、物は試しと思って購入してみた。
レジで会計を済ましたが、配送でちょっと問題が。
僕の家まで配送してもらうと、4900円もかかる。
テレビ台本体が9900円で、配送料が4900円ってのは引っかかる。
友人のW君に以前相談したら、
「IKEAの前に運送会社があるから、そこで頼んだら?」
だそうだが、確かに運送会社はある物の、そこに行くのに横断歩道まで結構な距離を歩かなくてはならず
(または中央分離帯強行突破)、24キロもあるパッケージを抱えていくのは辛い。
もう仕方ないと思って配送をお願いしようと思ったら、
「お住まいどちらですかー?
××ですか、それでしたらタクシーで行っちゃった方が安いですよ。
4000円くらいですし」
と言われて目から鱗。
ああ、その手があったか。
僕とHさん二人の電車賃まで計算に入れれば、明らかにタクシーの方が得だ。
他に重い荷物があったこともあり、さっくりタクシーで帰宅した。
帰宅して、まずは灯りを取り付けてみた。
いきなり部屋の雰囲気が変わって感動した。
やっぱり照明って重要だ。
さらにテレビ台の組み立ても開始。
板に穴が空いていて、そこに棒を挿して、別の板の穴に棒の反対側を通すだけでけっこう組み上がり
なかなか簡単でよい。
しかし、キャスターはねじ止めで、これにはかなり苦労した。
ドライバを使ってねじを回すのだが、ねじ穴はドリルで穴を開けただけでねじを切ってなく、
力任せにねじを回してやっとの思いで取り付けた。
一つのキャスターに4つのねじがあり、それが4個で計16個、指を痛くしながらドライバーを回した。
30分くらいかかってテレビ台が組み上がったが、これが実に部屋にしっくり来て感動した。
ダイニングはフローリングで、家具はラタンのソファ、木目と白い天板のローテーブル、
無印で買った木目の姿見と、木目でまとめていたのだが、テレビ台にしていたキャスターラックだけ
スチール製で違和感があった。
しかし新しいテレビ台はナチュラルな木目で、部屋にあつらえたようにしっくり来た。
これは嬉しい。
前のテレビ台からXbox360やミニコンポを移し、配線を完了させたが、かなり部屋になじんで嬉しくなった。
いい買い物が出来て嬉しい。
2007-04-14 [長年日記]
_ 監禁
朝からやたらと天気が良く、さわやかな風の吹く気持ちいい春日だが、
某所に一日中監禁されていた。
監禁って言ったらちょっと言い過ぎだが。
朝10時から夜10時まで12時間、昼飯と飲み物購入以外殆ど外に出ることなく、
地下の男臭い場所にいて大変にうんざり。
本当は久しぶりに茶箱に行って、marix、LZD、ルミさん達の出るイベントの160に行こうと思っていたんだが。
がっかり。
2007-04-13 [長年日記]
_ Leopard延期
がっかり。
リリースを10月まで延期するとのこと。
そろそろ何らかの発表があるんじゃないかと期待していたが、一番期待はずれの発表だったなあ。
どんな新機能が出てくるのか楽しみにしていたのに。
とはいえ、別に今のTigerも十分以上に安定してるしかっこいいんで不満は無いのだが。
あ、だいすけさん、これでためらわずにMacBook買えるんでは?
_ 邪推
Leopardの延期は、6月のiPhone発売のためにOSXチームが手伝っているために
リソースが足りなくなったため、というようなことをAppleが言っていた。
でもさー、本当は普通に開発が難航して間に合わなくなっちゃって、ちょうどいいところに
注目されているiPhoneの発売が差し迫ってたからそのせいにして時間稼ぎしてるんじゃないか、
なんて考えたりしたんだけど、これって邪推?
_ java-ja勉強会
ちょっと前に発足したJavaユーザーグループ、java-jaの勉強会に参加した。
java-jaはかなり不真面目な気配の漂うグループで、Rimo(ネットテレビ)やLingr(チャット)の
Eclipseプラグインを開発したりして開発効率の低下を目論む愉快なグループだ。
会場は西新宿の某オフィスビルの某社で、仕事を早いところ抜け出して行ってみた。
エレベーターを降りると目の前に半紙に墨で「java-jaこっち→」とか書いてあって
それをたどっていったら会場に着いた。
ソファがたくさん置かれた薄暗いラウンジに間接照明が置いてあって、すでに集まった人たちが
話を聞いていた。
まずはヨリオリさんがポインター代わりにライトセーバーを使いながら、java-jaの趣旨についてプレゼン。
パワポではなく、MacのKeynoteでデモしていた。
Keynoteのデモを見るのは初めてだが、派手でかっこいい。
しかし内容はだいたいふざけていて、笑った。
SeacolorさんのPlaggerのプレゼンは、なんだかよくわからないうちに終わってしまった。
矢野さんのNIOのデモは参考になった。
jFD2やFileFishでストリームいじってるんで気になる。
Yoichiroさんは「僕、対人恐怖症なんです」と言ってオドオドしながらアノテーションについて
解説してるのが面白かった。
まだアノテーションは使いこなしてないんだが、うまく使うと記述量を劇的に減らせそうで、
検討する価値を感じた。
Mr.Oは様々な自然言語の学習について。
韓国の日本語教本おもしれー
最後のさくらばさんのJava Timing Frameworkのデモだが、ちょっと面白いアイディアが浮かんだ。
これ使って何かやってみようか。
気がついたところだが、Macを開いてる人がばかに多い。
ノートを持ってきた人の8割くらいがMacという、やたらに珍しい状況だった。
ハカーが多いと感じたが、最近のハカーはMacに走るんだろうか。
MacBook ProでVista使ってる時間が長い僕は中途半端だなあ。
プレゼンの後は近くのビルの44階にある居酒屋へ。
別の会場でやっていたSpring Framework勉強会の面々と合流し、40人以上の大宴会になった。
Spring勉強会の人たちはスーツ組が多く、まっとうな雰囲気だったが、java-jaの人たちは
普通にジーパンだらけでコミュニティのキャラクターの違いを感じた。
つか、俺もジーパンの会社に移りたい。
Mr.Oとお話ししつつ帰宅。
酔っぱらってバタン寝。
2007-04-12 [長年日記]
_ 家具屋に行く
定時で会社を抜けて、テレビ台を見に家具屋へ。
普段家具を買う機会なんて滅多になく(最後に買ったのは3年以上前に買った仕事机と椅子)
家具屋なんてどこにあるのかチェックしてなかった。
うろ覚えでまずフランフランへ。
オシャレだけどちょっと高い。
次にロフトの家具売り場へ。
んー、どうもイマイチ惹かれない。
むしろめちゃくちゃシンプルなのに少しだけ惹かれた。
そして最後にハンズへ。
一つ良さそうなのがあって気に入り、カタログをもらっていった。
それからHさんと合流。
サクラヤのAVコーナーでテレビ台を見たが、ガラスや金属で出来ているのばかりであんまり趣味じゃない。
相談して、ハンズで見たのを買うことにして引き返した(Hさんは「歩くのメドイー」と言って
服屋を眺めて待っていた)。
店員にカタログを渡して、「これ下さい」と言ったら、
「もうしわけありません、このモデルのみメーカーで在庫が切れていまして、納品まで最低でも
三週間かかってしまいます」
と言われてしまった。
そこまで待つならその時間で他の店見て選ぶわな、と思い今日は切り上げて晩飯にすることにした。
かにチャーハンの店へ行き、かにチャーハンを食べた。
カウンターから厨房が見えるが、鍋をダイナミックに振りながら料理してるのがかなりかっこいい。
米が波打つように宙を舞うのが見事だ。
Hさんも満足してくれた。
最後にスズカフェに行って雑談して帰宅。